2018年9月29日土曜日

定年準備のススメ「助けて!きわめびと」に学ぶ~ばぁばのほっとたいむ~

定年準備のススメ「助けて!きわめびと」に学ぶ3つの極意

写真:karimero

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定年準備について考えたことがありますか?
NHK総合で放送された「助けて!きわめびと」の番組内で、きわめびと:楠木新氏(ビジネス評論家)が定年準備の3つの極意について解説されていたのでご紹介します。

男女で異なる定年後のイメージと現実

写真:karimero


人生80年の時代と言われて久しくなりました。
(現代では人生100年ともいわれるようになりましたね)

60歳で定年後は、蕎麦打ち習って、小さな蕎麦屋をしてみたい、海外でセカンドライフを楽しみたい、のんびり田舎で過ごしたい等、漠然と夢を描いている方も多いと思います。

平均寿命が延びて、余生が長くなった分、夢のセカンドライフも当然長く楽しめると、期待したくなりますね。


ところが、すでに定年後の生活を送っている人生の大先輩方からはこんな声が紹介されていました。



夫:「会社に代わる居場所がない」(家事をやればいいんだろうけどやる気が起きない)
妻:「いままでいなかった人がずっといる」(昼食を作るなど家事の負担が増える)

男女もしくは(主婦.主夫)と定年者では、定年後の生活のイメージと現実が異なるようです。


お互いの生活リズムが崩れることで、健康のバランスが崩れ、ストレスが増え夫婦間での衝突にいたることもあるそうです。

きわめびと:楠木新氏によると、健康寿命を延ばして、ほど良い距離を保つことが大切になってくるということでした。

期待通りのセカンドライフを、できるだけ長く楽しむためにも、定年準備が大切ですね。



定年準備のススメ3つの極意


写真:karimero

きわめびと:楠木新氏によると、定年準備には定年後の残り時間を知る、50歳から準備する、もう一人の自分を見つけるという、3つの極意があるそうです。

定年準備のススメ 極意1:定年後の残り時間を知ろう

平均寿命80歳、60歳で定年退職したと仮定すると、定年後の自由時間は、なんと8万時間あるそうです。
これだけの時間を、思い通りに生活するには、経済力、気力だけでなく、体力も必要です。

定年準備のススメ 極意2:50歳から準備する


「50歳?まだ早すぎる!」と、いう感じがしますが、健康は一日にしてならずです。

健康的に活動できる期間を延ばす準備期間も必要です。

年金生活における経済的な生活設計、体のメンテナンスを含めての健康管理、貯金ならぬ貯筋も考えると、50歳からの定年準備は決して早過ぎない、むしろ、もっと早くからでもよい気がします。

また、人によっては、会社の定年と、心の定年が同時期とは限らないというお話もありました。

何が起きるかわかないのが人生です。
実際のリタイヤがいつどんなタイミングでわが身に訪れるかわかりません。

心身が思い通りに動かせるうちに、健康寿命を意識して、計画できることは、計画しておけば気が楽になりますね。


定年準備のススメ 極意3:もう一人の自分を見つける

「定年後の時間をどう過ごせばいい?」という方は、もう一人の自分を見つけるとよいそうです。

もう一人の自分の見つけ方として、子どもの頃になりたかったものを思い出す、または子どもの頃に好きだったことに挑戦してみるという方法がオススメだそうです。

たとえば、実家で農作業の手伝いをしたことがある方は耕作をして収穫の喜びを得るとか、子どもの頃に視聴し、憧れた海外ドラマをヒントに海外移住する等、自分が何をしたいかという主体性を持って行動する事が大事ということでした。

そして、ボランティアでも、交通費がもらえるなどして、お金になる趣味を見つけて、社会とのつながりを持つことも大切ということでした。
確かにやりがいは大切ですね。



病気.リストラ.介護も視点次第では生き方を見直すチャンス

写真:karimero


きわめびと:楠木新氏のお話の中で、病気、リストラ、介護等、一見挫折や不遇に見えることも、実は視点を変えて考えると、働き方や生き方を見直すチャンスになるという言葉がありました。

私事ですが、karimeroばぁばも、冠攣縮性狭心症と喘息で、人生設計の修正日が早々にやってきました。

突然の絶不調に、すぐには「チャンス」と捉える余裕はありませんでしたが、確かに、いつかこんなことやってみたいと、以前から集めていた情報があったから、早めにもう一度、前を向けたのかもしれないと思いました。

欲を言うなら、もう少し早く、定年準備のススメ:3つの極意に出会っていたかったです。


きわめびと:楠木新氏の著書

たくさんの著書の中から3冊をご紹介します。



定年準備」  中公新書  著者:楠木新

画像:Amazon




定年後」   中公新書  著者:楠木新

画像:Amazon



こころの定年を乗り越えろ」 朝日新書  著者:楠木新

画像:Amazon



歳だけのせいではなく、そもそも忘れん坊のkarimeroばぁばは、せっかくの極意を忘れないよう、時々著書を読み返して、記憶のメンテナンスをしたいと思います。



人生いろいろ.働き方もいろいろ

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「人生いろいろ」という島倉千代子さんの歌が懐かしいこの頃です。
そして、最近つくづくと働き方もいろいろだと感じています。

karimeroばぁばの場合、急な軌道修正でしたが、運よく、以前から情報収集していたことが、繋がって道になりつつあります。

働き方もいろいろ、出来ないと思っていたことが、やってみたら意外と自分に向いていたのかもという部分もあり、時々ですが、新しい自分を発見できて、得した感じになります。

ただ、健康に関しては、もう少し早めから学習して、準備しておけばよかったと反省しきりです。



定年準備のススメはいきいきライフのススメ!



写真:karimero


今回の「助けて!きわめびと」はビジネス評論家の楠木新氏による、定年準備のススメがテーマのお話でしたが、この極意はいきいきライフの極意でもあると思いました。

現役中でも、時々は「子どもの頃になりたかったもの」や「子どもの頃に好きだったこと」を思い返して、人生設計見直してみるだけでも、「今」が楽しくなりそうです。
定年後の健康のためにも、現役中から、健康寿命の意識も大切ですね。

番組で紹介された人生の大先輩方の街角アンケートの声も、夫婦で仲良く定年後の生活を過ごすための距離の取り方を知る貴重な声で、とても勉強になりました。

お互いの生活リズム、健康リズムを崩さない「ほど良い距離感」って大事ですね。


本日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
この記事の中の1行でも、あなたのほほえみのタネになれば幸いです。

明日もよい一日となりますように。
またのお立ち寄りをお待ちしております。














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