2022年11月4日金曜日

それ社労士に相談してみよう|うつ病での障害年金申請手続き~カリメロ帖~

 それ社労士に相談してみよう

画像:karimero
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先日、「微笑みうつ病」という言葉をSNSで見つけたのをきっかけに、「うつ病」やその症状について調べてみました。


大切な人を守りたいから知っておきたいうつ病の症状~カリメロ帖~


さらに、うつ病でも要件が満たされている場合は、障害年金の申請をすることができるということも知りました。


うつ病で障害年金手続きってどうする?~カリメロ帖~


今回のカリメロ帖は、年金関係の申請手続きのプロでもある、社労士(しゃろうし)について、調べたことをまとめてみました。


そもそも社労士って何?

社労士は、社会保険労務士(しゃかいほけんろうむし)といって、社会保険労務士法に基づいた国家資格を持つ、厚生労働省が認定している、社会保険や労務関連の法律の専門家です。


社労士の業務の幅は広いです。

人事雇用等、労務に関する相談、指導、顧問、労働トラブル、労働に関する対策、相談、就業規則、雇用契約書等の作成、年金に伴う相談、給付代行も社労士の業務内容のひとつです。


この、年金に伴う相談、給付代行という業務の中に、うつ病での障害年金の申請も含まれています。

ただ、弁護士事務所でも、離婚訴訟に明るい事務所や、いじめ問題を多く扱っていて実績のある事務所など、それぞれの得意分野があるように、社会保険労務士事務所でも、それぞれの得意分野があるようです。

相談の際には、事前に、社会保険労務士事務所のサイトなどで、「うつ病で障害年金手続・申請・給付代行」などが明記されているか確認しておくとよいでしょう。


社労士に依頼した場合の費用はどれくらい?

複数の社会保険労務士事務所の、費用を検索して、調べてみたのですが、その幅は広いと感じました。

事務所の規模や対応できる業務内容、諸経費などによって、差が生じてくるのだろうと推測されます。

だからこそ、事前によく比較して、調べておきたいですね。


社会保険労務士事務所にうつ病での障害年金の申請の代行を依頼した場合の、費用の種類とおおまかな金額を、個人的に複数件検索した結果を、以下に、ざっくりとまとめてみました。

(2022年11月調べ)



着手金(ちゃくしゅきん)

着手金は、1万円から3万円の範囲が多かったように思います。
(表示がないところもあるので、契約前に確認を)

実費(じっぴ)

医療機関で取得する文書料、戸籍謄本など申請に必要な書類を社労士が立て替えた費用などがあります。

初診から現在までの、障害状況を証明するための書類が全て必要なため、たとえば、複数回の転院があった場合などは、その回数に応じて、診断書料などが、かかることになります。


成功報酬(せいこうほうしゅう)

成功報酬の算出方法についてはいくつかのパターンがあるようです。

① 申請後給付が決定した年金額の〇ヶ月分   (1~3ヶ月分と事務所により差がある)
② 年金の初回振込料の〇〇%      (およそ10% 事務所により差がある)
③ ①と②のいずれか多い方としているところや、その両方としているところもある

以上のように、着手金、実費、成功報酬の算出方法は、社会保険労務士事務所により差があるので、契約前によく確認しておきたいですね。

また、支払いのタイミングも、年金の給付が確定した後(初回振込後)という事務所が多く見られたのですが、中には契約時の支払いという事務所もあるようです。

支払いのタイミングも事前にチェックしておきましょう。

うつ病で、心身共につらい時の相談や手続きですので、社会保険労務士事務所での相談は、できれば、家族や、信頼のおける友人など、客観的に、情報を確認してくれる人に同行してもらうと、よいでしょう。


社労士に手続代行を依頼するメリット

費用を払ってでも、社労士に、うつ病での障害年金の申請手続き代行を依頼するのには、それだけのメリットがあるといえます。

その大きなメリットは、何といっても、うつ病での障害年金の給付の「確定率の高さ」と、申請者本人の「心身への負担の軽減」があげられます。


うつ病での障害年金の手続をするためには、初診から現在までに受診した医療機関すべての診断書等の医証(いしょう)と呼ばれる医師が作成した証明書や、戸籍謄本など役所の窓口などで出してもらう証明書など、複数の書類が必要です。

医療機関や市区町村の窓口までの移動、書類を入手するための手続、交渉、これを場合によっては複数回、繰り返すことになるといいます。

健康な人でさえ疲れる作業を、そもそも、うつ病という心身が疲弊した状態で行うことは、難しく、ともすれば、無理をさせて病状を悪化させる可能性もあると言えるでしょう。

また、提出が必要な書類の中には、「病歴・就労状況等申立書」という、初めて病院に行った日から現在までの状況(転院・入院・就労・休職・退職等)を時系列に明らかに記載した書類も含まれています。


つらい過去を振り返りながら、書類を作成していくことで、フラッシュバックにより、病状が悪化することもあるそうです。


障害年金の手続に関する正確な知識がないことで、書類の不備に気づかないまま提出してしまい、年金が「不支給」になったというケースも少なくないそうです。


金銭的な不安を軽減し、うつ病の治療に専念できる環境を作るために、社労士というプロのサポートを受けて、障害年金の申請手続をする、これも選択肢のひとつだと思います。


つらい時にさらにつらい思いをしなくてもよいように、プロのサポートを活用する、うつ病での障害年金の手続には、社労士というプロがいることを、覚えておくだけでも、不安がひとつ減るかもしれませんね。






最後までお付き合いいただきありがとうございました。
この記事の中の一行でも、ほほえみのタネになれば幸いです。

カリメロ帖へのまたのお立ち寄りお待ちしております。


皆様の明日が平和でありますように。

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大切な人を守りたいから知っておきたいうつ病の症状~カリメロ帖~

 大切な人を守りたいから

画像:karimero
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最近、「微笑みうつ病」という言葉を知りました。

これは正式な病名ではありません。


本当は、落ち込んでいたり、不安に駆られていたりするのに、不調を周囲に知られないように、「微笑み」で隠す。

もう限界を超えて、心身ともに不調をきたしているのに、元気を装ってしまっている、そんな症状が2週間以上続いている状態を、最近では「微笑みうつ病」と呼ぶのだそうです。


無理し続けて、不調なのに、微笑んでいる。


ひとりになった時に、気分が落ち込んだり、ふさぎ込んだり、疲れて休日を楽しめないという症状が長く(2週間以上)続いている、ということはありませんか?

思い当たる節のある方は、早めに専門機関に相談してみましょう。

(うつ病でも、初期に「適切な治療」が行われれば、半年から1年で回復してくることもあるといわれています)


表面上は、うつ病に見えないため、周囲が気づかないうちに、病状が進行してしまうことがあるといいます。

最悪の場合、重い精神疾患を併発して、死に至るケースもあるそうです。


あなたの大切な人が「うつ」になったら


画像:Amazon




karimeroばぁばも、大切な家族や友人を守りたいので、この「微笑みうつ病」はじめ、うつ病の症状について、調べてみました。


知っておきたいうつの症状

画像:karimero


うつ病ってどんな病気?

うつ病とは「脳のエネルギーが欠乏した状態」と言われています。
「脳のエネルギーが欠乏」するほど、無理をして頑張り続けたら、誰だって、心も体も壊れてしまいますよね。


このストレス社会で、大切な人を守るためには、まずは自分事として、うつ病(気分障害)の症状について、知っておきたいと思います。



よくわかるうつ病診断と治療・周囲の接し方・支え方別冊NHKきょうの健康



画像:Amazon




うつ病の原因は?

うつ病の原因は、複雑に絡み合っていることが多いようですが、大きく分けて3つあるといいます。


  • ストレス   (職場や家庭環境の変化、人間関係によるストレスなど)
  • 脳内の変化  (脳の働きのバランスが崩れる、経細胞の形に変化)
  • 体質     (うつ病になりやすい体質)

参照元:NHK健康チャンネル


うつ病は、過度のストレスや、心身の疲労などで、神経伝達物質のセロトニンやノルアドレナリンなどの分泌が減少し、充分に機能しなくなった、脳の疲労によって引き起こされるといわれています。

うつ病の症状(サイン)

うつ病の症状としては、睡眠障害、倦怠感、頭痛等と言った体の不調や、意欲・興味の減退、不安、仕事能力の低下等という、心の不調も挙げられています。

「憂うつな気分」「何に対しても興味が持てない」という症状が、ほぼ毎日で、2週間以上続いている場合は、早めに専門機関に相談してみましょう。


とは言え、ちょっとした、イライラや、疲労感は、日常茶飯事なイメージもありますね。

たくさんあるうつの症状のうち、どのくらい該当すればうつ病の可能性があるのか、どのタイミングで、クリニックの受診などの、専門機関への相談を促せばよいのか、迷ってしまいますね。


そこで、簡単にセルフチェックできるリスト(webサイト)が2つあったので、記載しておきます。


SRQーD セルフチェックリスト


うつ病ネット|セルフチェック


印刷してからチェックすれば、そのまま受診の際に提示することができます。

うつ症状で、集中力が低下している時は、自分の症状を言語化して伝えることが思うようにできないこともあるそうです。


こういうチェックシートにチェックして準備しておくと、少し安心できて、担当の医師にも症状を伝えやすいですね。


本人が記入できない時には、家族がサポートすることもあるでしょう。

チェックシートがあると、症状を聞く側も、聞かれる側もスムーズにやりとりができて、便利ですね。



あなたの大切な人にお変わりはないですか?


「以前はきれい好きで片づけ上手だったのに、最近、デスク周りが散らかってるなぁ」

「マルチタスク得意な人だったのに、最近ミスが多い気がする」

「お料理上手だったのに、何だか味付けが変わった気がする」

あなたの感じる「前とは違う」という感覚、もしかすると、初期のうつ症状を察知しているのかもしれません。


本人でさえも、気づかない間に、頑張りすぎてしまっているのかも


顔はにこにこしているけれど、何だか以前より痩せて(あるいは太って)、覇気がない気がする、「何かが違う」と思ったら、まずは、声をかけてみませんか


「最近夜眠れてる?」「ごはん食べてる?」と、応えやすい言葉で。


誰かが、「自分のことを気にかけてくれている」と気づくだけでも、少しホッとするかもしれません。


近しい間柄の「あなた」だからこそ、本人が気づけていないような、小さな変化に気づくことがあるかもしれません。


早期発見で、専門機関への相談につなぐことができたら、早期治療で、早期回復を目指せるかもしれません。




そして自分自身も大切に

大切な人を守るために、自分自身も大切に。

自分のエネルギーが枯渇していては、大切な家族や友人を守りたい時に思うように守れないから。

こまめに体のメンテナンスしたり、心の充電をしたりして、自分自身のエネルギーも補充しておきましょう。

時には心のドアに「ただいま充電中」の看板をさげて、ゆっくり自分をいたわってもいいと思います。

大切な人を守れるように、隙あらば、自分自身の充電もしておきましょう。




画像:Amazon







気づいている、気づいていないは別として、実は・・・


あなたも、誰かの大切な人ですから(^^♪



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うつ病で障害年金手続ってどうする?~カリメロ帖~

うつ病で障害年金手続ってどうする?

画像:karimero

   

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突然ですが、うつ病で働けなくなった場合に利用できる支援制度をご存じですか。

生活保護、特別障害者手当、障害年金、特別障害者給付金制度、生活福祉資金、自立支援医療制度と、複数の公的支援のサービスがあります。


この中から、状況にあった支援制度に申請して(認可され)利用することで、生活の不安を軽減することができます。


今回のカリメロ帖は、そんな支援制度の中の、うつ病で障害年金の手続について、少し調べたことをまとめてみました。


うつ病の症状については別記事にまとめています↓

大切な人を守りたいからしっておきたいうつ病の症状~カリメロ帖~



うつ病で障害年金手続・窓口はどこ?

うつ病で障害年金の手続をする場合の、窓口はどこでしょう。

2つあります。

① 住んでいる地域(住民票がある市区町村)を担当している 年金事務所

② 住んでいる地域(住民票がある市区町村)の 国民年金課等の窓口




うつ病での障害年金申請手続きに必要な書類は?

① 受診状況等証明書    (初診日特定のため)
② 診断書         (現在までの障害状況を証明する)
③ 病歴・就労状況等申立書 (初めて病院に行った日から現在までの状況を時系列に)
④ 戸籍謄本等       (本人確認証明書)

おおむね以上の4種類の書類が基本となるようですが、転居などで転院等があった場合は、転院前、転院後の両方の医療機関の医証(診断書や検査結果、MRI画像等医師が作成した証明書)が必要になったりします。



病歴・就労状況等申立書の書き方(かんたんな例)

病歴・就労状況等申立書

医療機関:なし
期間:令和〇年〇月 ~令和〇年〇月□日
令和〇年〇月 〇〇株式会社にパートとして入社。
職場の環境が悪く、次第に気分の落ち込み、不眠がひどくなり、息苦しさに襲われるようになった。時々希死念慮も出現。

医療機関:〇〇メンタルクリニック
期間:令和〇年〇月□日~令和〇年□月△日
令和〇年〇月△日、〇〇メンタルクリニックを受診。
〇〇と診断。
医師からの説明があり、投薬治療を開始。
医師からは休職をすすめられたが、職場に制度がなかったため退職。

食欲不振で体重も〇㎏減少。急激にやせたと、家族からも心配された。
どうしても体が動かず、夫に早退してもらって、家事、保育園のお迎えを手伝ってもらうことが増えた。
夜は眠れず、日中は睡魔に襲われ、運転中にハッとすることもある。
実家の協力もあるが、症状は改善せず、マルチタスクができず、就労できない。
家事も育児も困窮している。
起き上がる気力も沸いてこないため、通院以外はほとんど一日の大半を布団の上で過ごしている。日常生活はほとんど家族に任せている状態。

※例文は内容が重いため、あえて文字色をピンクで表記しています。


実際に窓口に提出する書類については、お住まいの地域を管轄する、年金事務所に確認の上、できれば、年金給付手続のプロである、社労士に整合性の確認のサポートを受けてから提出されることをおすすめします。



プロのサポートを受けることが難しい場合は、なるべく、初診から現在までの経緯を知っている、家族や友人などに付き添ってもらいましょう。

病状を悪化させないためにも、ひとりで無理をしないようにしましょう。


うつ病での障害年金における認定の要件は?


うつ病での障害年金が申請された場合の、認定には3つの要件(大切な条件)があります。

① 初診日要件   → 「眠れない」など(うつ症状)で最初に病院を受診した日
② 保険料納付要件 →  保険料納付期間の2/3を納めている等
③ 障害等級要件  →  国民年金・厚生年金保険障害認定基準(新ガイドライン)


大切な初診日の特定

うつ病での障害年金申請の場合でいう、「初診日」は、疲労感や不眠などの症状で「最初に病院を受診した日」で、「うつ病と診断された日」ではありません。


初診日は、障害認定日(初診日から1年6か月経過した日)の基準日となる大切な日でもあります。


そして、初診日に加入していた保険の種類、納付状況(未納の有り無し)で、給付金額や、給付・不支給の結果も変わってくるといいます。


「3年ほど前のことで、よく思い出せない」「つらすぎて当時の記憶がほとんどない」という方もいらっしゃるようです。

(初診日の具体的な日にちが不明であっても、時期を特定することができれば、手続きを行うことができるそうです)


とはいえ、医療機関の方でも膨大な診察記録から、年数が経った記録を探すのは大変でしょう。


できるだけスムーズに受診状況等証明書を作成してもらうためにも、初診日を特定するための手がかりとなる資料を準備しておくとよいでしょう。


受診の際の領収書や、通院時の予約カード、スケジュール帳や日記などに残された記録、家族とのメールのやり取りなどを確認しておくのもいいですね。


過去の記録をたどるのがつらい時は、家族や友人に側にいて協力してもらうといいかもしれません。


ちなみにですが、健康診断の際に、異常がみつかり、(健康診断担当の)医師から療養に関する指示があったという場合は、健康診断を受けた日が初診日になるそうです。


保険料納付要件とは?

① 初診日のある月の前々月までの公的年金の加入期間の3分の2以上の期間について、保険料が納付または免除されていること。

② 初診日において65歳未満であり、初診日のある月の前々月までの1年間に保険料の未納がないこと。




言い換えると、公的年金の納付期間が加入期間の3分の2以下であったり、初診日において65歳未満の場合、初診日のある月の前々月までの1年内に保険料の未納があると、対象外とみなされ、不支給と認定されてしまうので要注意ということですね。

保険料の未納期間がないか、確認が必要ですね。


障害等級は?

障害等級は国民年金・厚生年金 精神の障害に係る等級判定ガイドラインにより、1~3級までの3つの等級に分かれています。

障害の程度1級

他人の介助を受けなければ日常生活のほとんどのことができないほどの障害の状態です。

身の回りのことはかろうじてできるものの、それ以上の活動はできない方(または行うことを制限されている方)、入院や在宅介護を必要とし、活動の範囲がベッド周辺に限られるような方が1級に該当します。


障害の程度2級

必ずしも他人の手を借りる必要はなくても、日常生活は極めて困難で、労働によって収入を得ることができないほどの障害です。

たとえば家庭内で軽食をつくるなどの軽い活動はできても、それ以上重い活動はできない方(または行うことを制限されている方)、入院や在宅で、活動の範囲が病院内・家屋内に限られるような方が2級に該当します。







障害年金で給付される年金にはは、障害基礎年金と障害厚生年金があります。

初診日に加入していた年金の種類により、給付される障害年金の種類が決まります。

障害等級が1級2級の場合、

初診日に国民年金に加入していた→給付されるのは障害基礎年金

初診日に厚生年金に加入していた→給付されるのは障害基礎年金と、障害厚生年金。


障害等級が3級の場合は、初診日に国民年金に加入していた場合は要件の対象とはならず、厚生年金に加入していた場合は、障害基礎年金の対象となるようです。


障害の程度3級


日常生活もしくは社会生活が制限を受けるか、または日常生活もしくは社会生活に制限を加えることを必要とする程度のもの。

日常的な家事、対人関係づくり、社会的手続きや社会資源の利用など、十分とはいえないもののおおむね問題なく、障害者本人が1人でできる状態。




障害年金で生活に不安のないうつ病治療を

今回のカリメロ帖は、うつ病での障害年金申請の手続きについてしらべたことをまとめてみました。

障害年金の窓口は、住んでいる地域を担当している年金事務所
または住んでいる地域の市町村の国民年金課等窓口。

うつ病での障害認定要件は3つ。
初診日の特定、保険料納付、障害等級。

うつ病での障害年金申請手続きに必要な書類はおおむね4種類。

受診状況等証明書(初診の医療機関で作成)
障害状態の証明のための診断書(うつ病で受診歴のある医療機関分すべて)
病歴・就労状況等申立書(初めて病院にいった日から現在までの状況を時系列にまとめたものを自身で作成、または社労士の聞き取りなどのサポートを受けて作成)
戸籍謄本

障害等級は3種類(1級・2級・3級)

初診日の加入が国民年金の場合、3級は障害年金の対象外。

初診日の加入が厚生年金の場合、3級は障害基礎年金のみ対象。


うつ病での障害年金申請手続きは、医療機関で、診断書作成のために交渉したり、つらい過去の記憶をたどりながら書類を作成するなど、本人ひとりでは、心身に負担をかけることが多いことでしょう。


国家資格をもつ社労士のアドバイスや、家族・友人のサポートを受けながら、負担を軽くしていけたらいいですね。

費用はかかりますが、疲弊しているときは、社労士に申請手続きの代行を依頼するのも、方法のひとつかもしれません。


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金銭的な不安を軽減し、うつ病治療に専念できる環境をつくるための選択肢のひとつとして、「障害年金の申請」も視野にいれておきませんか。


karimeroばぁばも、自分と大切な人たちの未来の安心のために、お守り代わりに、この記事を残しておきたいと思います。




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