【めざせ腎臓にやさしい生活】
足のむくみチェックで早期発見
画像:karimero
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今回のカリメロ帖は、1人でも多くの方に、早くむくみに気づいて、早期に治療を開始して大事にいたらないでほしいという願いを込めて書いています。
端的にいうと、今回の記事で伝えたいことは、
むくみが気になったら早めに受診しましょう
と、いうことです。
「だって、立ち仕事すれば、だれだって、夕方には足がむくんで、パンパンになるでしょう」
「お酒飲み過ぎた翌日は、朝むくむよ」
という方も多いと思います。
そこで、karimeroばぁばの体験を、実際のむくみの画像を添え、むくみのチェック方法なども含めて綴ってみました。
ちょっと体調のわるかった時の様子も書いています。
想像力の豊かな方、感受性の高い方、寄り添い過ぎてしまう方は、無理なさらないよう、閲覧にご注意ください。
ある日突然のむくみ・いきなりぞうさんの足⁈
写真:karimero
karimeroばぁばは、喘息の持病があり、夜中、朝方に、よく咳をします。
ある日、吸入薬を使っても咳が止まらず、体を横にすると咳が出るという状態になりました。
胸が苦しく、なぜか、左手の肘から薬指と小指にかけて痛みがあり、そのうち背中まで痛くなり、冷や汗でびっしょりに。
座る力もないけれど、横になると咳が出て、なにやらプールでおぼれているときのような、息苦しさで、息ができない。
救急搬送される間も、救急隊員の方に、体を起こした状態でずっと支えていただいて何とか浅く呼吸している状態でした。
この時は喘息の発作の治療をしていただいたのですが、後日、心不全による呼吸困難でもあったことが、説明されました。
意識がしっかりしてから、自分の足の感覚が、なんかおかしいと思ってみて、びっくり!
足首も、くるぶしも区別がつかないほど、むくんで、まるで「ぞうさんの足」のようでした。
karimeroばぁばにとって、人生初のむくみ体験でした。
そこで、改めて総合病院の循環器内科で検査してもらって、冠攣縮性狭心症(かんれんしゅくせいきょうしんしょう)が関係していると説明がありました。
投薬開始となり、最近では重篤な発作を起こすことはなくなりました。
生活に少し制限はありますが、軽い家事はできるようになりました。
突然2~3Kg体重が増えたり、くるぶしもわからなくなるほどむくんだら要注意ですね。
むくみチェックと健康診断の結果でわかった慢性腎臓病
画像:karimero
喘息と、冠攣縮性狭心症の治療を受けて、内服もまじめに継続しているけれど、ここのところ、また少しむくんできたなぁと思ったので、主治医から教えていただいた、むくみチェックをしてみました。
むくみチェックの方法は、
① 足の脛(すね)を、指の腹で5秒間軽く押さえる。
② 指を話して10秒以上凹んだままかチェックする。
という簡単な方法です。
karimeroばぁばの場合、この時は30秒経っても凹んだままでした。
「おかしいな、今度の受診の時に、主治医に相談してみよう」と思っていた矢先に、自治体の集団健診の健診結果が届きました。
結果は、e-GFRの値が52。(eーGFR90以上がのぞましい)
総合判定には、「腎機能異常の疑いがあります。日常生活に注意し経過観察を要します。心疾患治療(観察)中について、主治医の指示に従ってください」と記載されていました。
早速、検診の結果を持って、主治医のところへ相談にいきました。
すぐに、血液検査、尿検査等をして、軽度の「慢性腎臓病(CKD)」と判明。
腎機能低下の程度はG3a。(慢性腎臓病のステージはG1からG5まで)
透析を必要とするほどの重症ではないが、生活習慣の改善だけでは、現状維持も難しいので、すぐに投薬を開始するということでした。
処方薬の服用と、減塩食、軽い運動の継続など、生活習慣の改善の2本立てで、重症化を防ぎ、生活の質を保てるようにしようということになりました。
幸い、今のところ血圧には異常がないのですが、腎機能が低下すると、高血圧になる人も多いとのことで、毎日、自宅で、朝と夜に血圧を測ることになりました。
集団健診のおかげで、重症化する前に、治療を開始することができました。
治療開始からおよそ2か月経過して、足のむくみもずいぶん減って、体も軽く感じるようになりました。(計ってみると57kgから52kgに体重も減少しました)
早めに治療を開始できたおかげで、生活の質を落とさず、もう少し人生を楽しめそうです(^^♪
【めざせ腎臓にやさしい生活】参考書籍情報
写真:karimero
自宅にあった本や、新しく買い足した本を読んで、慢性腎臓病や、腎機能について、腎臓病の減塩食、運動習慣について、自身でも学び始めたところです。
本に載っている食品成分表をもとに、1食2g未満の塩分になるよう、減塩食を続けています。
1分間ほどの軽い運動を、家事の合間に挟み込み、できる種類の運動からチャレンジしています。
karimeroばぁばが、読んでみた書籍を下記に記載しておきます。
転ばぬ先の杖として、参考になれば幸いです。
基本的には、かかりつけ医の指導や、病院の栄養士の指導をもとに、食事療法、運動療法に努めていますが、書籍をもとに自分でも学んでみると、更に病気と向き合えて、納得して前に進める気がします。
どの書籍も詳しく情報が記載されていて、とても参考になりました。
【めざせ腎臓にやさしい生活】まとめ
むくみチェック
足の脛(すね)を指の腹で軽く5秒押す、指を離して10秒以上凹んだままの時は注意すべきむくみの可能性もあります。
また、数日内に急に体重が2~3kg増加した、足首がわからないほど急に足がむくんだという時も要注意です。
早めにかかりつけ医に相談を。
むくみのほかに、息苦しさや胸痛がある時は救急(119)へ連絡を
集団健診は大事eーGFRのチェックを
集団健診ではeーGFRの値もチェックしましょう。(90以上あるか確認)
むくみだけでは、わかりづらい時もありますよね。
けれど、集団健診の健診結果で、腎臓の機能が数値化されて確認ができると、注意しやすいですね。
karimeroばぁばは、集団健診のお陰で、慢性腎臓病が早期に発見され、症状が軽いうちに治療を始めることができました。
医師・栄養士の指導をもとに食事療法を継続
医師や病院の栄養士の指導やアドバイスをもとに、生活習慣の改善、食事療法をすすめます。
その上で、腎臓病をもっと理解したり、減塩食のレパートリーを広げたり、運動を楽しく継続するために、いろんな書籍を読んでみるのもおすすめです。
夕方になると多少は、足がむくむものですが、「このむくみ、大丈夫かな?いつもと違う感じがする」と思ったら、「むくみチェック」をしてみませんか?
早めに受診して、早めに治療が開始されれば、腎臓はまだ助かるかもしれません。
できれば、腎機能が低下する前に、予防方法を知っておきたいですよね。
「人生100年時代」を健康でじっくり味わえるように、腎機能を低下させないよう、腎臓にやさしい生活をしたいですね(^^♪
今回のカリメロ帖は、karimeroばぁばの体験から、足のむくみチェックの方法と、むくみの裏に隠れていた病気と、腎臓にやさしい生活をめざして、参考にした書籍の紹介などをお届けしました。
明日も健やかに過ごされますように(^^♪
以上、karimeroばぁばでした(^^♪
この記事の中の一行でも、ほほえみのタネになれば幸いです。
カリメロ帖へのまたのお立ち寄りお待ちしております。
皆様の明日が平和でありますように。