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2018年8月30日木曜日

ほっとたいむ~亀蛇(きだ)は1991年放送のドラマに出ていた!ユネスコ無形文化遺産の妙見祭~

妙見祭の亀蛇(きだ)は1991年ドラマに出ていた!


写真:karimero
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毎年11月22日から23日に開催される、八代妙見祭は、九州三大祭りとして有名でしたが、ユネスコ無形文化遺産に認定されてから、一段と賑わいを見せるようになりました。
その妙見祭の神幸行列でお伴するひとつに、亀蛇(きだ)があります。

その亀蛇(きだ)が実は1991年の、地元放送局(熊本県民テレビ)の、テレビドラマ「亀蛇が寄り道した」に出演していたことを、ご存じでしょうか?

しかも、そのドラマは、民間放送連盟賞優秀賞を受賞していたのです。
また撮影の技術面で、第31回日本テレビ技術賞奨励賞も受賞していました。

亀蛇(きだ)は地元では愛着を込めて(がめ)とも呼ばれています。
ドラマになるほど、昔から亀蛇(きだ)(がめ)は大切に伝承されてきたのですね。

妙見祭とは?妙見さんとは?

写真:karimero

地元の方々が「妙見さん」の呼称で大切に祭っている妙見神は、北極星を含む北斗七星を神格化し、信仰されてきたといわれています。

八代市観光サイトの案内文によると、渡来神で天武帝白凰9年(680年)の秋頃、中国明州から、亀蛇の背に乗って海を渡って来たといわれています。

蛇の首と亀の体を持つ亀蛇(きだ)(がめ)は、妙見神の乗り物だったのですね。

「亀蛇が寄り道した」のドラマでは、亀蛇の尻尾の毛を手に入れると幸せになるという設定でストーリーが展開していくようです。
(実際のお祭では亀蛇はかなり勇壮に舞いますし、大切な地元の方々の財産ですので、そばに寄ったり、傷つけたりしないようお願いいたします)

DVDを見てみたくて、探してみたのですが、(2018年8月30日時点)有力な情報は見つかりませんでした。(新情報が見つかった際には、当記事に追記、更新でお知らせ予定です)
ちなみにですが、八代神社の屋根にも亀蛇(きだ)(がめ)がいます。
小さな亀蛇ですが、八代神社の屋根瓦のひとつに、亀蛇の形の瓦があります。
小さな亀蛇の瓦は、小さな幸運の瓦かもしれないですね。
どうぞ、あなたにも見つかりますように。

神幸行列~お伴をつれて~

神幸行列は、神輿、9基の笠鉾、獅子、花奴、鉄砲隊、神馬、飾馬をお伴に、八代神社(妙見宮)へ、お上りします。
神幸行列の道筋と時間、無料シャトルバスの運行など、妙見祭の詳細については、八代市のHPでご確認いただけます。

お楽しみがたくさん!

神幸行列の時代絵巻も楽しみですが、他にもまだまだお楽しみがたくさんあります。
戸崎河原で、水しぶきをあげての神馬奉納や流鏑馬は勇壮で、とても迫力があります。
八代駅から戸崎河原までの道は両サイドに、びっくりするほどの露店が並びます。
各町内でのお茶会やアトラクションもあり、街は大賑わいとなります。
楽しみが多すぎて、迷ってしまうかもしれませんね。
交通規制もありますので、お祭当日は、公共交通機関のご利用をおすすめします。

簡易トイレの設置などもあるようですが、人の多さや、長蛇の列となることを想定して、事前にトイレや休憩場所のチェックをしおくと、より安心して、お祭を、お楽しみいただけるでしょう。
妙見祭のHPはこちらから。

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
明日もよい一日となりますように。
またのお立ち寄りをお待ちしております。