かぼちゃの種でゼロ塩おつまみ作ってみた
【めざせ腎臓にやさしい生活】
画像:karimeroPR・広告があります
シニアブロガーのkarimeroばぁば(@karimeroba_ba)です。
Blogger(ブロガー)という、無料ブログサービスを使って、ゆるっとマイペースに、雑記ブログを綴っています。
【めざせ腎臓にやさしい生活】
突然ですが、あなたの腎臓は元気ですか?
karimeroばぁばは、健康診断でeGRFの欄に「50」という数字が記載されていました。
備考欄には「腎機能異常の疑いがあります」との記入されています。
「タバコは吸ったことないし、お酒も飲まないし、糖尿でも高血圧でもないのに。むしろ低血圧なのになぜ?」
そこで病院で検査を受けたところ、慢性腎臓病(Chronic Kidney Disease: CKD)であることがわかりました。
同じ頃、夫が高血圧からの慢性腎臓病と診断を受けました。
夫婦で慢性腎臓病⁈
まさに「青天の霹靂」(せいてんのへきれき)です。
慢性腎臓病になった経緯は違えども、検査結果では、ふたりともステージG3aの段階。
今ならまだ治療や生活改善で、病状の悪化にブレーキをかけることができるということです。
(健康診断を受けていたお陰ですね 感謝)
夫婦共々、慢性腎臓病の投薬治療が始まりました。
定期的な診察を受けて、食生活の見直しや、運動を取り入れることで、腎臓に負担をかけない生活へと舵を切ることにしました。
「めざせ腎臓にやさしい生活」です。
塩分に注意!
腎臓をいたわるために、一番注意が必要なのが、一日の塩分の摂取量です。
高血圧の方、または慢性腎臓病の方の場合、推奨される一日の塩分摂取量は6g未満といわれています。
1日3回の食事では、1食あたりの塩分は2g未満ということになります。
たとえば、1人分の朝食の場合、食パン(6枚切り)1枚に含まれる塩分がおよそ0.7g。
副菜やデザート、飲み物に使える塩分は1.3g未満。
朝食や昼食は、野菜多めにして、お酢や香辛料を使って何とかなりそうだけど、晩御飯は・・・
夫にとっては、晩酌も兼ねての食事になる。
どうしても1杯は晩酌を楽しみたいと夫。
「無理をすれば減塩生活が続かないから、1杯だけの楽しみはあっていいですよ」と先生。
やっぱりおつまみが必要ですね。
おつまみ系を減塩するって難しそうです。
笑顔で減塩生活を継続するには・・・「どうする? わたし」
かぼちゃの種でゼロ塩おつまみ
腎臓病の人のための食事に関する書籍を数冊、読みました。
食品成分表とにらめっこしていたある日、大きなかぼちゃのおすそ分けをいただきました。
栄養満点の土壌でしっかり育ったかぼちゃのようで、種までぷっくらしておいしそう。
「お?この種、使えるかも!」
子どもの頃、父の晩酌のお供に、七輪の上で、かぼちゃの種や、スイカの種を炒って、皮をむいて、小皿で出していたことを思い出しました。
さっと炒るだけでは味が薄くて、塩をかけないと食べられなかったけど、少し弱火でじっくり炒ったものは、種そのものに甘みも旨味もあっておいしくて、おやつにも食べていた記憶が残っています。
念のため、食品成分表で成分を確認。(↓Amazonで書籍を確認できます)
参考文献:「最新改訂版腎臓病の人のためのひと目でよくわかる食品成分表」
監修:富野康日己 発行所:Gakken
かぼちゃの種・いり(10g)
エネルギー 59kal
たんぱく質 2.5g
塩分 0g
カリウム 84mg
リン 110mg
炭水化物 0・9g
水分 0・5g
これなら、ゼロ塩でおつまみが一品できます(^^♪
ちなみに、慢性腎臓病の状態や血液の状態によっては、塩分だけでなく、たんぱく質やカリウム、リン、プリン体の摂取にも制限が必要になることがありますのでご注意を。
「このむくみ大丈夫かな?」「なんか体がだるいな、腎臓大丈夫かな?」と気になる方は、まず、かかりつけのクリニックにご相談を。
すでに慢性腎臓病で通院している方は、担当の医師の指導や、栄養士の指導にそった献立にしましょう。
かぼちゃの種のゼロ塩おつまみの作り方
それでは、karimeroばぁばの子どもの頃の記憶をたよりに、かぼちゃの種のゼロ塩おつまみを作っていきます。
かぼちゃの種を取り出して洗う
かぼちゃを切って、わたの中から種を取り出し、よく洗います。
ぬるぬるしてるので、結構しっかりめに両手でこすり合わせながら洗いました。
かぼちゃの種を干して乾燥させる
洗ったかぼちゃの種をざるに広げて、風通しのよいところで、一旦乾かします。
クッキングペーパーを敷いたお皿の上に、種を重ならないよう、薄く広げた状態で干すこともできます。
種の表面に薄い透明の膜がひらひらするまで、しっかり乾燥させます。
乾いたかぼちゃの種をフライパンで炒る
写真:karimero乾いたかぼちゃの種を、フライパンで炒ります。
さっと炒るより、じっくり、ゆっくり炒るほうが、甘みも、うまみも、香りもでるのでおすすめです。
炒りたてを早く食べたい時は、種の皮をむいてから、フライパンで炒る方法もあります。
皮をむいてかぼちゃの種のゼロ塩おつまみ完成
かぼちゃの種をフライパンで炒っていると、音が「プチ、プチ」から「パチ、パチ」に代わってきます。
そのうちに、「パチン!」といくつかの種が、飛び出してくるようになったら火を止めてお皿にうつします。
やけどしないように、すこし時間をおいて荒熱をとります。
そして、皮の縁をキッチンバサミで切って皮をむきます。
(結構な時間と手間がかかりましたが、無添加・無塩という安心感と健康のためにがんばりました)
これで、ゼロ塩おつまみの完成です(^^♪
夫にはもちろん、帰省していた家族にも好評だったので、手間暇かけて作った甲斐がありました(^^♪
karimeroばぁばは、子どもの頃を懐かしみながら作ったので、結構楽しかったですが、「試しに作りたい」という方には、時間と体力と精神力に余裕がある時をおすすめします。
「そんな時間がないよ!」という忙しい方には、無添加で無塩のかぼちゃの種のお取り寄せ情報があったので、下記のリンクで共有しておきます。
Amazonでのお取り寄せ情報 → 素焼きかぼちゃの種500g
ここで注意。
塩分がゼロだからと言っても、食べ過ぎには注意です。
かぼちゃの種にも、ちゃんとカロリーもたんぱく質も脂質もありますから。
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」です。
一日あたりの摂取量は15粒前後がいいようです。
ついでの一品・かぼちゃぜんざい
今回は、かぼちゃの種のゼロ塩おつまみということで、かぼちゃの種が主役でしたが、実の方では、かぼちゃぜんざいを作りました。
材料は、かぼちゃ・茹で小豆(無糖)・乾燥デーツと水。
大体の体積(容積)が、かぼちゃの量を1とした場合、茹で小豆1:デーツ1:水3くらいの割合で、鍋に入れ一旦沸騰させます。
その後は中火に近い弱火でコトコトおよそ15分ちょっと、鍋の底が焦げ付かないよう、木べらなどで、かき混ぜながら煮ます。
全体的に少しもったりしてきたら出来上がりです。
お好みでシナモンパウダーやジンジャーパウダーをひとふりすれば、香りのいい、体も温まる大人向きのおやつになります。
食物繊維や鉄分、ビタミンEも豊富。
貧血対策で「鉄分を多くとらないといけないと言われてるけど、レバーは苦手」という人には特におすすめです。
とは言え、こちらのかぼちゃぜんざいも、食べ過ぎには注意です。
健康のためには、おやつタイムに軽めの1杯を楽しむ程度にしておくとよいでしょう。
余ったかぼちゃぜんざいは、保存容器や保存袋に小分けして冷凍保存しておくこともできます。
アイス代わりに、食べたい時にちょっとずつ食べられるので便利です。
かぼちゃの種でゼロ塩おつまみ作ってみた・まとめ
今回のカリメロ帖は、腎臓にやさしい生活をめざして、かぼちゃの種でゼロ塩おつまみ作ってみた、karimeroばぁばの体験談でした。
自覚症状もないままに機能低下していることもある腎臓。
karimeroばぁばは、健康診断のお陰で、比較的軽症なうちに発見され、重症化する前に治療を開始することができました。
みなさんの腎臓はお元気ですか?
できれば、健康寿命のためには、健康なときから大切に腎臓を労わっていただければと願います。
腎臓にやさしい生活。
ポイントは塩分。
今日買った食材のパッケージに表示されている塩分。
ちょっと確認してみませんか?
いつも、どのくらい塩分を摂取しているか、確認してみるところから、健康管理をはじめてみるのはいかがでしょう。
塩分0g「ゼロ塩おつまみ」として、かぼちゃの種を炒って作ったおつまみ。
そもそもかぼちゃの種に含まれる塩分が0(ゼロ)で安心。
その上、体の余分な塩分の排泄を手伝ってくれる食物繊維やカリウムもとれる、腎臓にやさしいおつまみ。
作る工程は、種を取り出して、洗って、干して、炒って皮をむくだけ。
ただ、干して炒るのに時間がかかるので、忙しい方向けに記事内にお取り寄せの情報も添えておきました。
おまけに記載した「かぼちゃぜんざい」も、腸活や、冷え対策、鉄分補給におすすめです。
「1食の塩分が2g未満では、料理の品数を増やすのが難しい」という時、「ゼロ塩おつまみ」がレパートリーにあれば、安心してあと一品を食卓に添えることができます(^^♪
減塩生活を楽しみながら進めるために、「ゼロ塩おつまみ」のレパートリーを増やしていきたいと思います。
また、新しい「ゼロ塩おつまみ」の情報を入手した時は、このブログ「カリメロ帖」の新しい記事としてで共有します。
この記事の中の一行でも、ほほえみのタネになれば幸いです。
カリメロ帖へのまたのお立ち寄りお待ちしております。
皆様の明日が平和でありますように。
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