2018年11月9日金曜日

幸せの白いれんげ草?!第二の故郷熊本で再会した想い出の一輪~ばぁばのてしごと~

幸せの白いれんげ草?!一輪の想い出

写真:karimero

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さて、この赤いマグカップに挿された花は何のはなでしょう?

クローバー(白詰草)ですって、いえいえ、これは幸せの白いれんげ草です。
ただし、”幸せの”というところは”karimeroばぁばにとっての”という、但し書きがつきます。
今回はこの一輪の想い出を綴ります。

なぜ幸せの白いれんげ草?むかしむかしのお話

それはkarimeroばぁばが、まだ子どもだった、むかしむかしのことです。
その頃の、karimeroばぁばの故郷は、毎年春になると、近所の田んぼ一面にれんげ草の花が咲いていました。
一面のれんげ田の中で、見え隠れして遊ぶ子ども達を、里の人たちが、畑仕事をしながら、みんなで見守って下さっていた、そんなおおらかな時代でした。

そんな見守り隊のような、里の方がある時、こんな言葉をかけてくれました。
「れんげ草には、白い花もあるんやで。白いれんげ草はな、願い事聞いてくれるんやて
(れんげ草には、白い花もあるんだよ。白いれんげ草はね、願い事を聞いてくれるんだって)

それはもう一生懸命、広いれんげ田を隅から隅まで、白いれんげ草がないかと探しました。
毎日毎日、探しました。
そして、数日後、ありました!

広いれんげ田の端に夕日が半分以上沈んでいましたが、たくさんのれんげ草の中に、一本、白いれんげ草が咲いているのを見つけました。

大人になって”しみる”大人の優しさ

写真:karimero


当時は、白いれんげ草が、本当にあったことに、びっくりしました。
そして、本当に願いが叶いそうな気がしました。

嬉しくて、「早く元気になりますように」と願いを込めて、その一輪の白いれんげ草を、病室に届けました。


自分が大人になって、あの頃を思い出すたび、当時の大人の優しさが、胸に深く深くしみていくのを感じます。

故郷に続く空を見上げ、たくさんの笑顔に「ありがとう」をそっとつぶやきます。

第二の故郷熊本で想い出の一輪とまさかの再会!

あれ以来、白いれんげ草を見る機会もなく、学校を卒業し、社会人となりました。

熊本に嫁いで、母となり、いつしか、孫から「ばぁば」と呼ばれるようになりました。
そして、これが最後になるかもしれない引っ越しをしてきた、熊本県南の新天地で、まさかの再会がありました。

新居の近くのグランド脇にポツンとあった小さな一枚田の端に、その花は白く揺れていました。
紫雲英(げんげ)とも呼ばれるとおりの、薄紫のれんげ草の中に、一輪の白いれんげ草を見つけました。

やっぱり幸せの白いれんげ草?!

白いれんげ草に、二度も出会えるなんて、これはなんと幸運なんでしょう。
(我ながらなんてポジティブ!)
大きな人生の転機、このタイミングで想い出の一輪に再開できたことが、とても嬉しかったです。
白いれんげ草との再会から5年、「お陰様で」の日々に感謝です。

穏やかな春を!願いを込めて種まき

写真:karimero


喘息も狭心症も、発作がなく、体調が良かったので、庭いじりしてみました。

プランターの土を入れ替え、穏やかな春が来るように、願いを込めて、種まきをしてみました。
さすがに、白いれんげ草の種は、販売していなかったので、従来のれんげ草と、小かぶと、バジルの種を蒔いてみました。

れんげ草が咲く頃には!

写真:karimero


れんげ草の花が咲く頃には、もっと体力をつけておきたいと目論んでいます。
孫と、白いれんげ草を探しにいけるくらいまで、元気になれたら最高です。

小春日和の日溜りに、故郷の温もりを感じながら、半時ほど無心に過ごせました。
少し遅れ気味になっていたばぁばのてしごとを、ひとつずつ再開していけそうな、嬉しい予感のする、そんなよき日和でした。

れんげ草つながりで、群ようこさんの、素敵な書籍を見つけたので、ご紹介しておきます。↓





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明日もよい一日となりますように。
またのお立ち寄りをお待ちしております。






































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