2022年5月31日火曜日

フェルトで作る簡単布のおもちゃ~カリメロ帖~

 フェルトで作る簡単布のおもちゃ

画像:karimero
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シニアブロガーのkarimeroばぁば(@karimeroba_ba)です。
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以前、娘から、「いつもどうやって、布のおもちゃ作ってるの?」と聞かれたことがありました。


karimeroばぁば流の布のおもちゃの作り方は、とても簡単です。

好きにお絵描きして、その絵をもとにフェルトを切って、ブランケットステッチという縫い方で、縫い合わせるだけです。


  1. 好きにお絵描き
  2. 絵をもとにフェルトを裁断
  3. ブランケットステッチで縫い合わせる
以上です。

だいたい、この3つの工程で作っています。

ブランケットステッチ

写真:karimero


ブランケットステッチは、刺繍で使われるステッチのひとつです。
ブランケットの周り(縁)に施されているステッチというと、わかりやすいですね。

画像:karimero


アップリケなどにもよく使われています。
karimeroばぁばは、洋服の生地に小さな穴があいたときの、ダーニング(修繕)にもよく、ブランケットステッチを使っています。
覚えておくと便利なステッチのひとつです。



フェルトで作った抱き人形

写真:karimero


画像の抱き人形も、
  1. フリーハンドで、フェルトに人形の形を描く
  2. 2枚のフェルトを同じ形に裁断
  3. ブランケットステッチで2枚を縫い合わせ、途中で綿を詰め、縫い閉じる
後は、自由に表情をつけたり、洋服をきせたりします。
ちなみに、画像の人形が来ているのは、孫が赤ちゃんの頃にきていた服です。


フェルトで作ったお弁当

写真:karimero

フェルトは裁断した後の布の端の始末がいらないので、工程が簡略化できて便利です。

孫が描いたウインナーの絵をもとに、赤いフェルトを2枚切って、縫い合わせて、綿を少し入れたら、かわいいウインナーができました。


淡いピンクのフェルトのエビに、薄いソフトベージュのフェルトをかぶせたら、おいしそうなエビの天ぷらのおもちゃができました。



写真:karimero


こうやって、ひとつずつ好きな食べ物を、描いて、切って、縫い合わせて作っていくと、最後に、
おいしそうなおもちゃのお弁当ができました。

写真:karimero

好きなものを、好きなように作れるのが、手作りのいいところで、楽しいところでもあります。


フェルトで好きなものが「形」になっていくのは、ちょっとおもしろいですよ。

布のおもちゃ作りに興味のある方、これから、布のおもちゃ作り始める方には、こんな、簡単にできる、フェルトで作るおもちゃ作りから、始めてみるのは、いかがでしょうか。


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2022年5月30日月曜日

スッキリ5月30日放送分視聴メモよりペロブスカイト太陽光電池について

スッキリ5月30日放送分視聴メモより

写真:karimero

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今朝(2022年5月30日)朝の情報番組「スッキリ」で、もう中学生さんが、日本で発明された、次世代型太陽光電池を取材されていました。

再生可能エネルギーとして、とても興味深かったので、視聴メモの一部を記しておきたいと思います。


ペロブスカイト太陽光電池とは

「スッキリ」の番組で取材されていた、ペロブスカイト太陽光電池とは、「光を電気に変換する構造を持つ、ペロブスカイトという素材から作られる太陽光電池だそうです。

ペロブスカイトは、およそ170年ほど前に、ロシアのウラル鉱山で発見された鉱物でしたが、現在では、一般的な化学物質から合成も可能なのだそうです。

ペロブスカイト太陽光電池に使われている原料

「スッキリ」で紹介されていた、桐蔭横浜大学客員教授:宮坂力(みやさかつとむ)氏によると、ペロブスカイト太陽光電池に使われている原料はヨウ素で、そのすべては日本の海で採れる、貝やわかめから作ることができるのだそうです。

ペロブスカイト太陽光電池の製作(簡単・早い)

ペロブスカイト太陽光電池の、心臓部の製作の工程は簡単で、作業時間も早く、短時間であるということです。

「スッキリ」では、もう中学生さんが、ペロブスカイト溶液の塗布から乾燥を経て完成までを体験リポートされていました。

黄色のペロブスカイト溶液が、ガラスに塗布されて、乾燥され、黒色になり本体が完成するまで、作業時間はおよそ、10分ほどだそうです。

後は、電気を取り出すための金属の部品をとりつけれるだけということでした。

ペロブスカイト太陽光電池の課題2つ

  1. 耐久性   (水に弱い・長時間の使用実績がない)
  2. 発電性能  (フィルムタイプの発電効果は少し落ちる)
ペロブスカイト太陽光電池は、水分や酸素の影響を受けやすいようです。

ペロブスカイト太陽光電池の便利なところ3つ

  1. 少ない光で発電    (電灯の明かりや、雨の日でも発電)
  2. 薄い・軽い・曲がる  (フィルムや布など柔かい素材とも組み合わせができる)
  3. 簡単に作れる     (簡単工程で高コストの機械や設備を必要としない)
ペロブスカイト太陽光電池の画期的に便利なところは以上の3つです。

雨の日のような、少ない光でも発電すること、薄くて軽く柔らかく曲がるような素材とも組み合わせることができ、低コストなうえに、簡単な作業工程で製作のコストも負担も少ない、人にも地球にも優しい、まさに次世代型の再生可能エネルギーですね。


karimeroばぁばはの個人的な思いですが、この薄くて軽くて曲がる、ペロブスカイト太陽光電池を使えば、アレルギー性喘息の人も安心して、外出先で呼吸できる、既存品を超えた「おしゃれで高機能な」空気清浄機付きマスクが、開発されるかも、とちょっと期待しました。

ペロブスカイト太陽光電池を使った製品が量産され身近に出回るのは、もう少し先のようです。

ペロブスカイト太陽光電池を使ったどんな便利グッズが登場するのか、楽しみです。


こんなペロブスカイト太陽光電池の、便利で優れた技術が、医療や、福祉の現場(命をつなぐための機器)に、1日もはやく取り入れられますようにと祈っています。


宮坂力先生の著書紹介

ペロブスカイト太陽光電池を解説していらした、宮坂力先生の著作の書籍がありましたので、記載しておきます。


新コンセプト太陽電池と製造プロセス/宮坂力著







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2022年5月24日火曜日

ばぁばと遊ぼう(すうじカードと足して5ゲーム)

 ばぁばと遊ぼう(すうじカードと足して5ゲーム)

画像:karimero
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今回は、karimeroばぁばと孫たち(2歳、4歳、6歳)が時々やっている簡単な数遊びを2つ、ご紹介します。


ひとつは、空き箱やダンボールを再利用した、すうじカードを使った遊び。

もうひとつは、指を使った「足して5ゲーム」です。

ものすごく単純で簡単な遊びですが、どんどんスピードアップしていくと、意外な盛り上がりをみせたりします。


すうじカード作りから楽しむ

写真:karimero

空き箱やダンボールを開いて、切って、マジックペンですうじや、〇を書いて、まずは、すうじカードを作るところから始めます。

karimeroばぁばが孫たちに、すうじカードの見本を作ったのは、最初だけです。

あとは、毎回みんなで、自由に切って、書いて作っています。


一番はじめは、すうじカードを数字の順に並べる遊び方をしていました。

テーブルの上で6歳児くんと、4歳児くんが、すうじカードを並べているのをみていた、2歳児くん。

まねっこして、畳の縁の上にすうじカードを順番に並べていました。


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作り始めたころは、1から5までのすうじカードだけでしたが、最近では6歳児くんが、20までのすうじのすうじカードを作っていました。

そしてちょっと進化して、数字だけを書いたカードと数字とその数にあった〇を書いたカードを作っています。

出題者役の6歳児くんが、数字だけのカードを見せ、2歳児くんと、4歳児くんがその数字にあった〇の数のカードを選ぶという、クイズ形式で遊んでいます。

(子どもの発想力、応用力はすごいですね)


そのうち、「1と3」「5と1」というように、2枚のすうじカードをつかって「たしたらいくつでしょ?」と、足し算を取り入れた遊びになっていました。

時々、「9と13」とか大きい数同士の、すうじカードで出題してしまって、3人ともとっさには答えがでなくなることがあります。

みんなで頭を突き合わせて、合計の〇の数を数えている姿もかわいくて見ている方が癒されるようです。


足して5ゲーム1(この指まねっこできるかな)

画像:karimero


足して5ゲームは片手の5本の指で足して5になる式になるように、指を分けてそろえるゲームです。
(ゲーム名はkarimeroばぁばが勝手にそう呼んでいます)

左手で「1+4=5」の場合では、親指とひとさし指の間を開いて、ひとさし指と他の指(4本)はぴったり合わせるという感じです。

出題者が足して5になる式を言い、回答者はその式を復唱しながら、「2と3」「1と4」などに分けて、指で表します。
ものすごく単純ですが、テンポアップしていくと、意外と指を開いたり揃えたりすることが、難しくなったりします。

右手では簡単にできても、左手ではうまくいかなかったりもします。
ちなみにkarimeroばぁばは、左手ではできますが、右手だと「1+4」(小指と薬指を離してあとの指はくっつけてそろえる)をやると、手がつりそうになります。


足して5ゲーム2(あといくつ足すかな)

画像:karimero

足して5ゲーム2つ目は、出題者が「足して5ゲーム、1」と指をたてたら、回答者が「4」と、指を4本立てて、あといくつたせばいいかを答えます。
お互いの立てた指の数を数えて、答え合わせもします。



2歳児くんはゲームに参加していることが楽しいので、ノリで違う答えを大声でアピールすることもあります。
そんなときは6歳児くんと、4歳児くんのふたりで、説明したり、時には、一緒に指を数えたりしています。


そして、時には2歳児くんに出題者になってもらったりします。
ちょっとした工夫で、足して5ゲームは年齢の幅がある子どもたちでも一緒に、道具も使わずに、楽しめるので、おすすめです。


6歳児くんは、足して10になる数や、足して10以上になる数の問題も出してほしいと、リクエストをくれるようになりました。

数遊びを楽しんでくれていることが、一番うれしいです。


今回のカリメロ帖は、孫と簡単に数遊びが楽しめる、「すうじカード」と「足して5ゲーム」をご紹介しました。





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2022年5月22日日曜日

壁紙の破れをボンドで修理してみた~カリメロ帖~

 壁紙の破れをボンドで修理してみた

写真:karimero
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掃除をしていたら、朱色の壁紙の中に、白い部分を発見。

「えっ!えー‼破れてる!!!」


DIYは苦手なkarimeroばーば。

「でも、なんでも傷は小さいうちに治しておいた方がいいって言うしなぁ」

壁紙専用の接着剤は持ってないし、買いに行くにも店は歩いてだと遠いし、でんぷん糊だと、後からはがれてきそうだし、どうしましょう。


あれこれ考えていて、思い出しました。

「そうだ、ボンドがある」


工作用のボンドとタフトブラシで

写真:karimero

工作用の木工ボンドとタフトブラシで、壁紙の破れた部分を修理することにしました。

破れた壁紙の裏側と、壁側に、ボンドをつけ、タフトブラシで、はみ出さないよう塗り広げます。


そして、破れた壁紙部分を、少し引っ張り気味にしながら、そーと壁に貼り付けました。

貼った壁紙がすぐに浮き上がってしまわないよう、30秒ほどそのまま押さえてからそっと手を離してみました。


写真:karimero

ちゃんとくっついたようです。

少し合わせ目がわかってしまうのは、karimeroばぁばの合わせ方があまかったからでしょう。

そこはご愛敬で(^^♪

取敢えず、壁の破れや、穴が大きくなることは防げたので、良しとすることにします。


今回は、DIYが苦手なkarimeroばぁばが、壁紙の破れをボンドで修理してみたという、ちいさなチャレンジのお話でした。



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2022年5月21日土曜日

【検査画像あり閲覧注意】大腸がん検診で見つかったもの~早期発見で助かる命~

 大腸がん検診で見つかったもの

画像:karimero
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今回は、karimeroばぁばが2021年に受けた集団検診(大腸がん検診)で見つかったもののお話です。

早期発見で助かる命があることを痛感したので、あえて、一部自身の内視鏡検査の画像も使って説明しています。


病気の症状についての話や画像が苦手な方は、読み飛ばしてください。

どうぞ、無理はなさいませんように。


集団健診の大腸がん検診(2021年4月)

2021年4月に行われた市町村主催の集団健診を受けました。
最初は、コロナ禍でもあり、喘息の持病もあったので、健診とはいえ、人ごみの中にでかけるのは、ためらわれました。

ただ、karimeroばぁばの親族に、肺がん、大腸がん、胃がんでなくなった人がいたのを心配した家族が、強く健診をすすめてくれました。

併せて大腸がん検診も追加で希望し、便潜血反応検査の検査キットの提出をしました。

集団検診の結果通知が郵送で届く(2021年5月)

2021年5月の終わり頃に、郵送で検査結果通知が届きました。
「便潜血反応検査陽性・精密検査を要します」という記載がありました。


病院を受診・内視鏡検査の説明と予約(2021年6月)

集団健診の通知書を持って、病院を受診。(2021年6月)
簡単な問診と、診察のあと内視鏡検査についての説明を受けました。

検査日の3~4日前から、脂質、肉類、食物繊維の多い食品はさけ、消化のよいものを食べるようにすること。

検査の前日の食事は、なるべく柔らかく煮た素うどん(薬味なし)かおかゆで、夕食(最終の食事)は19時までにすませる。

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指定の時間に指定の量の下剤を飲む。

19時以降は、色の薄い(透明なコップに注ぎ、コップの上からのぞいた時に底の文字がはっきり見えるくらいの薄さ)の飲み物だけにする。(水分はしっかりとる)

検査当日は禁食

持病のため服用している薬は起床後すぐ服用。

(ただし、検査前に服用できない薬もあるので、持病で服用中の方は事前に医師に要相談)

検査の時間までは、指定の時間に指定の下剤(腸管洗浄剤)と水分をとる。

内視鏡検査時にポリープや、初期のがんが見つかった場合、そのまま切除することがあること、必要な場合切除した組織片を検査すること。


ポリープなどの切除手術をした場合にかかると予想される費用(保険適用でおよそ3万円前後)などの説明もありました。


検査後は喉の麻酔が切れるまで、およそ1時間ほどは飲食をしないこと。


検査も切除術も日帰りできるが、もし、ポリープの切除をした場合は、出血を助長させないよう、腹圧がかからないようにし、1週間ほどは、消化の良いものを食べることなどの注意もありました。

いくつかの書類にサインして、検査日の予約をとりました。


大腸内視鏡検査で見つかったもの(2022年6月)

写真:karimero

大腸内視鏡検査で見つかったものは、2つのポリープでした。

「ポリープが2つありますね」という医師の言葉にほっとしました。


「よかった、がんじゃなかった」


ところが、医師はこう続けました。

「2つとも1cmを超える大きさで、ポリープの顔が悪いですね。もしかしたら、がん化が始まっているかもしれません。もしがんになっていたとしても今取ってしまえば問題はないでしょう。今日、このまま2つとも切除しましょう。念のため、組織検査もしておきましょう」


「顔の悪いポリープって、がんなの?がんじゃないの?」

写真:karimero


組織検査の結果がでるまで、毎日どきどきしていました。

結果、がんではありませんでした。

ただ、そのまま放置していれば、近い将来がんになっていたかもしれないギリギリの状態だったそうです。

集団健診のお陰で早期発見、早期処置につながり健康が維持できました。

速い対処で、生活の質を落とすことなく、安心して、もう少し長生きできそうです。


早期発見で助かる命

画像:karimero

担当の医師が、直径1センチのポリープに懸念をいだいたことについて、わかりやすい言葉で説明してくださいました。

線種と呼ばれるポリープが大きくなって、何らかの刺激を受けて、細胞がわるくなり、がんになるといわれているそうです。

ポリープのすべてが、がんになるとは限らないのですが、大きさが1cmを超えると、割合は低いですが、がんになる確率がでてくるのだそうです。

それともう一つの心配は、がんだった場合、1cmの大きさになるまでは、10年から20年ほどかかってゆっくり成長するのですが、1cmから2cmには、たった1年から2年で急成長するのだそうです。

そして、なんと、3cmくらいまでのポリープでは、無症状、無自覚の方が多いのだそうです。
(karimeroばぁばも、2つもポリープがありながら、無症状でした)


ポリープ、もしくは2cmほどの初期のがんであれば、切除術で命が助かる確率が高く、術後の生活も大きく変化せずにすむそうです。

早期発見、早期治療で、命が助かり、生活の質も保たれるのですね。


皆様の健康のため、そして、ご家族の笑顔のためにも、がん検診を受けて早期に発見し、早期に治療しませんか。

2022年もkarimeroばぁばは、大腸がん検診受けてきました。
毎年の集団健診や、人間ドックなど、方法はそれぞれにあると思います。

外出が難しい方は、まずは、郵送で利用できる、便潜血反応検査の検査キットを利用するのもよいでしょう。




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自覚症状のない、病だからこそ、早期発見、早期治療が大切ですね。



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2022年5月18日水曜日

得する弟くん妹ちゃん(門前の小僧習わぬひらがなを読む)~カリメロ帖~

 

得する弟くん妹ちゃん

画像:karimero
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2022年4月には、ふたりの孫が小学校に入学しました。

ひとりは6人兄弟姉妹の末っ子の妹ちゃん。

もうひとりは、3兄弟の長男くん。

同じ小学1年生ですが、それぞれ、兄弟(姉妹)環境が違います。


妹ちゃんの1年生の方は、お兄ちゃん、お姉ちゃんたちにつられるように、宿題をして、お姉ちゃん(長女)の時より手がかからず、ひらがなも覚えたようです。


長男くん1年生も、日頃からママやパパの真似をして、よくおてがみごっこをしていたので、ひらがなを覚えるのは早かった方ですが、「宿題」とか「おけいこ」というのには、ちょっと緊張するようです。


長男くんがドリルのひらがなを読んでいる横で、4歳と2歳の弟くんたちも、ブロック遊びをしながら、同じ内容を復唱していることがあります。


ただ真似て復唱しているだけなのか、ひらがなを認識して復唱しているのか、確認してみたかったのでカルタ遊びをしてみました。

50音全部ではありませんが、いくつか、4歳の弟くんも、2歳の弟くんも自分で札をとることができました。

どうやら、文字(ひらがな)と発音が結びつきはじめているようです。

これは、たのしい発見です。



孫たちの様子をみて、「懐かしいなぁ」と思いました。

karimeroばぁばの子育て時代も、第一子の時は、「ひらがな」を教えるのにも、結構工夫しました。

(今になって思えば、子どもの覚え方というより、karimeroばぁばの教え方が拙かった気がします)

けれど、ふたり目3人目は、どちらかというと、あまり教えた記憶もなく、いつの間にか読めるようになっていた感じがします。


お兄ちゃん、お姉ちゃんが工夫して遊ぶ姿から、遊びを覚えるように、「ひらがな」も、傍らで遊びながらも興味を持って眺めているうちに、自然に覚えてしまうのかもしれません。

お兄ちゃん、お姉ちゃんという、プレイリーダーのお陰で、自然に真似て、自然に学び、自然に身につく、得する弟くん、妹ちゃんたちですね。

まさに、門前の小僧習わぬ経を読むではなくて、習わぬひらがなを読むです。


便利な学習習慣化のアイテム

写真:karimero


先日、2歳の弟くんが、「ばぁば、コアラのあかちゃんはね、ママのうんちをたべるんだよ」と、教えてくれました。
その、数分後、今度は4歳の弟くんがきて教えてくれました。
「ばぁば、コアラのあかちゃんはね、まだショウカできないから、ママコアラがユーカリのはっぱを食べてショウカしたうんちを食べるんだよ」

この「コアラのあかちゃんがママのうんちを食べる」という情報は、小学1年生のお兄ちゃんが、【進研ゼミ小学講座】 という、通信教育の「チャレンジタッチ」でお勉強しているのを、側で遊びながら聞いていて覚えたようです。

「チャレンジタッチ」は、専用タブレットとタッチペンで、ひらがなを書くけいこもできるようです。
デジタル図書館があり、6歳のお兄ちゃんいわく、「たくさんおはなしが読めてたのしい」のだそうです。

何度もやり直しができるので、もともと、何でもコツコツマイペースだった6歳のお兄ちゃんに、「チャレンジタッチ」は取り組みやすかったのでしょう。

男子3兄弟の話では、マスコットキャラクターのコラショが、朝、起きる時間も、勉強の開始時間、終了時間、おやすみ(就寝時間)も知らせてくれるそうです。

現代は文明の利器のお陰で、学習の習慣化に便利なアイテムがあるんですね。

楽しみながら学べて、それが習慣化されていくのはいいですね。


6歳のお兄ちゃんが「チャレンジタッチ」で学んでいると、弟くんたちも興味を持ってのぞき込んだり、側で遊んだり。

そして、ママ(パパ)は、その間に、洗濯物を畳んだり、ちょっとした家事ができたりして、助かるようです。


この間は6歳のお兄ちゃんが、ばぁばが食器を洗っている間に、「チャレンジタッチ」のデジタル図書館の「西遊記」のさわりを読み聞かせてくれました。(2022年時点)




昔、この6歳児お兄ちゃんのママが、1年生だった頃、やはり食器洗いをしている、karimeroばぁばの隣で、「はるがきて…」と、教科書の音読の宿題をしていた、懐かしい光景と重なり、感慨深かったです。



真似て学ぶを楽しむ

写真:karimero


「はい、ばぁばおてがみ」と4歳の弟くんが折りたたんだ紙をくれました。

広げると、元気百倍のキャラクターの絵と「〇〇より」と名前が書いてありました。


6歳のお兄ちゃんの真似をして、お手紙を書いてみたのでしょう。

ひらがなを読むことも書くことも、お兄ちゃんの真似をして覚えたようです。


「ママみたいでしょ。見て」と、計算機をトントンしては、数字(らしき文字)を書いて、家計簿をつける真似をする姿をみると、子どもの観察力に感心します。


そして、「見て、見て」と子どもが、インプットした情報をアウトプットする機会は、大切だと思いました。


これは、個人的推察にすぎませんが、第一子という、年齢的にも近い、プレイリーダーのお陰で、他の兄弟(姉妹)は、いろいろなことを習得するときのハードルが低く、学びを楽しみやすくなっていることが多いと思います。


もちろん、学習能力の向上は、本人の習得意欲や、学ぶ努力の結果の現れです。

しかし、第一子の頑張りで、あらかじめ開かれた、学びの道筋のお陰で、ほかの兄弟(姉妹)は少し楽に進めるようになっている部分もあるのではないかと思います。

努力の第一子、そして得する弟くん、妹ちゃん。

今回は、そんな孫たちの「真似て学ぶ」様子をお届けしました。


このまま、兄弟(姉妹)で、真似て学ぶをずーっと楽しんでいってほしいと願うばかりです。





共働きや、ワンオペなどで、多忙なママ(パパ)が心身を癒せる時間子どもの学びを一緒に楽しめる時間、そんな時間が少しでもとれるように、フォローできる、そんなシニアでいたいなと願うkarimeroばぁばです。


ママ(パパ)の応援になるような、新情報が得られたら、また、ブログで共有する予定です。

ささやかな記録ですが、誰かの不安を、軽くするヒントになればうれしいです。



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