ばぁばと孫のおうち遊び
先日、娘からこんな質問を受けました。
「ねぇ、ばぁばってさ、孫たちと遊ぶ時どうやって遊んでる?」
ばぁばは、孫と遊べるだけで、HAPPYなので、遊びの環境を整えて、あとは孫との貴重なふれあいの時間を、ただただ楽しんでいます。
(孫たちの遊びの環境についての過去記事はこちら↓)
娘としては、コロナ禍の保育園の休園で仕方ないとは言え、(持病があって)筋力も体力もないばぁばが、年齢もバラバラな(2歳・4歳・6歳)わんぱく盛りの孫たちと、おうちで、何をどんな風にして遊んでいるのか、無理をさせてないかと気になったようです。
(記載の孫の年齢は2022年時点)
孫とのおうち遊びの方法について、あまり意識したことはなかったので、娘の「どうやって遊んでる?」とう問いかけは、ばぁばにとっても、遊ばせ方の振り返りのよい機会となりました。
今回は、karimeroばぁば流の、孫(男子三兄弟)との、おうち遊びの紹介です。
ばぁばと孫のおうち遊び(お絵描き)
中でもお絵描きタイムは、どんな絵が見られるかとわくわくします。
基本、karimeroばぁばは、孫が自然にお絵描きをはじめ、自然に「こんなのかけたよ」と報告にくるまで、側で本を読んでいるか、自身も絵を描いているようにしています。
つかず離れず見守っている感じです。
時々、孫の方から、「〇〇かいて」とリクエストをもらうことがあるので、その場合は、孫が指定した場所に、指定したものを描く様にしています。
孫が描いた「絵」そのもに、孫の許可や、リクエストなく、手を加えることはしないようにしています。
孫からのリクエストで結果、合作になった絵の場合は、その旨をママ(パパ)に伝えておきます。
孫が描いた作品を使って、スタンプや刺繍の柄に取り入れる場合も、(商用でなく趣味範囲でも)孫と、ママ(パパ)の両方に許可を取るようにしています。
子どもにとっては、「お絵描き」という、遊びのひとつですが、その遊びの中にも、「ルール」を学ぶチャンスがあるように思います。
何ができるかな?孫と線遊び
まねっこどんどん(真似て描くを面白がる)
意外とさらっと描けたことに、びっくりの4歳児君。
そして、嬉しそうなドヤ顔。
小さな達成感の積み重ねが、孫たちの、自信に繫がりますようにと、願うばぁばです。
落書きだけで終わらせるのはもったいない(オリジナルの何かに)
時には、6歳児くんが描いたトマトが、フェルトのおままごとのおもちゃに変身したりすることもあります。
孫たちも、落書き、お絵描きからの変身した「作品」に「わぁ!」と歓声を上げ、楽しそうです。
Tシャツやナップサック、トートバック、ハンカチ、シールなどにプリントして、生活の中で使ってみるのもいいですね。
子どもにしか描けない絵、今しか生まれない絵を、ママ(パパ)たちと連携して、作品にして、楽しみの範囲を広げてみると、また別の「面白い」や「成長」が見つかるかもしれません。
自分が描いたものが、別の形でさらなる作品(オリジナル)になるということは、大人でもわくわくしますよね。
孫たちにも、そんなわくわくと達成感をいっぱい感じてほしいと、願うばぁばです。
ばぁばと孫のおうち遊び(忍者ごっこで体幹を鍛える)
子どもなりに、持病のばぁばを気遣って、ドンとはぶつからないよう、そーっとハグしに来てくれる孫たちです。
しかし、そこは元気盛りの男子三兄弟。
あふれんばかりのエネルギーを、ある程度消費する機会も大事です。
おうちで走り回るわけにはいかないし、それを追いかけるパワーもスピードもないkarimeroばぁばは、ちょっと工夫して、忍者ごっこしてもらうようにしています。
スポンジにビニールテープを巻いて作った棒(剣)と、折り紙や包装紙で作った手裏剣など、ほかのおもちゃは片づけて、多少転んでも危険がないようにしておきます。
遊びにちょっとだけ、ストーリーを持たせます。
ミッションは、見えない敵から兄弟を守るりながら宝さがしをすること。
この時のお約束は3つ。
①戦いごっこなので、力に任せて振り回さない。(大人のお手本と指導がちょっと必要なところ)
切るまねっこをする、特に側にいる兄弟の顔に当たらないように気をする。
(距離感覚が必要)
②「やられた」と倒れるときは、かっこよくゆっくりと倒れる。
(体幹・筋力が必要)
③手裏剣で狙うのは的。(的は敵に見立てた空き箱やペットボトル。人には投げない)
忍者ですから、戦いばかりでなく、修行もあります。
マットの上に、スポンジの棒を3本、30センチずつくらい間隔をあけて並べ、棒を踏まないようピョンピョンピョンと、両足跳びで跳び越えます。
3本目の棒を跳び越えたら、決めポーズをとるようにします。
この時、「ピョン、ピョン、ピョン、ポーズ!」という感じでリズム感が感じられるよう、声をかけたり、手拍子を打ったりしてサポートします。
(跳ぶことや、決めポーズをとることで体のバランス感覚が鍛えれられればという、ばぁばなりの工夫です)
次は、同じ要領で、片足で棒を飛び越えていきます。
この時、6歳児、4歳児、最後に2歳児の順に飛んでもらいます。
「お兄ちゃんたち」のお手本が続いてからなので、2歳児もまねっこしやすいようです。
棒と棒の間隔を広げたり、牛乳パックの空き箱を使って、棒に高さを持たせたりして、少しずつ忍者の修行の難易度をあげていったりします。
また、飛び越えているときに「敵だ」と、声をかけると、すぐさましゃがんで隠れるふりをするなど、子どもたちの自由なアドリブの演技も楽しめたりします。
棒を背中にして、スパイダーマンのように、四つん這いで進んでみたり、お部屋の中に隠した手裏剣を探して集めたり、数えて数遊びしたり、子どもたちによるアレンジが増えていきます。
時には、ヒーロー戦隊の楽曲を男子3兄弟で歌いながら、歌に合わせて剣舞のようにして、自由に3人で踊ったりすることもあります。
意外と棒と手裏剣だけでも、子どもたちで考え、遊び方が広がるものだと、感心することもたびたびです。
この忍者ごっこの間、karimeroばぁばは、現場監督よろしく、「いいねえ、今の倒れ方。かっこいい!」とか「はい、そこでポーズ」とか、声をかけるだけです。
夢中になって遊んでいて、気が付くと、おやつの時間になっていることが多いです。
剣と手裏剣を回収して、片づけて、手洗いして忍者ごっこの終了です。
かっこいい忍者の決めポーズは、たまに写真を撮って、孫に見せます。
孫が「送っていいよ」といった時には、ママ(パパ)に送信して共有します。
(カメラを意識してたりする時もあって、かわいいです)
ほぼ、座ったまま、安全を見守っている感じです。
(たまにスポンジの剣で切られて、やられたふりをすることはありますが)
アパートでは、難しい遊び方に思われますが、この情報から、ほかの新しい遊びのヒントにつながればうれしいです。
ばぁばと孫のおうち遊び(ブロック・パズル・絵本)
ブロック遊び
パズル遊び
絵本
絵本の読み聞かせというと、「どうやって読み聞かせたらいいのかわからない」とか、「どんな絵本を選んだらいいのかわからない」という方もいらっしゃると思います。
karimeroばぁばも、仕事で、おはなし会などの、人前での読み聞かせを体験したことがあります。
絵本も、子どもも大好きですが、心臓がバクバクしました(^^♪
おうちで、ママ(パパ)が、お子さんに読んだり、おばあちゃん、おじいちゃん世代の方が、お孫さんに読んであげる時は、自由に好きな絵本を選んで、読み手が自然なスタイルで読んでいいと思います。
赤ちゃんのころから、ねんねの前のルーティンに、絵本を取り入れておくのもおすすめです。
とはいえ、絵本は、眠らせるために読むのではなく、親子で一緒に一冊を眺めて、力を抜いて、眠りまでのまったりした時間を楽しむアイテムとして活用していただけたらと思います。
大切なのは、側にいる温もりと、大好きな家族の優しい声に包まれることだと思います。
絵本の中の絵や言葉に、お子さん(お孫さん)がどんな反応を見せてくれるのか、ゆったり観察するのもいいでしょう。
実は絵本の読み聞かせには、読み手、聞き手の双方に、「幸せホルモン」とも呼ばれる、オキシトシンを分泌させる効果があるそうです。
片寄せあって、または、お子さんを膝にのせて一冊の絵本を読み聞かせていると、肌のふれあいによって分泌されたオキシトシンによって、お子さんだけでなく、読み手の大人の方の「幸福度」もあがり、「疲労感」が軽くなるそうです。
絵本の読み聞かせによる、オキシトシンアップの「幸せ効果」試さない手はないですね。
せっかくの子どもとのふれあいの時間、絵本というツールを使って、お子さん(お孫さん)と一緒に楽しんで、一緒に癒されてみませんか。
ばぁばと孫のおうち遊び(遊んであげてるようで実は癒されてる)
ばぁばと孫のおうち遊びを簡単にご紹介しました。
お絵描き、忍者ごっこ、ブロック遊び、パズル遊び、絵本の読み聞かせ、どれも、孫のためにと選んだり、工夫したりするけれど、実は、孫たちにオキシトシンをアップしてもらって、ばぁばは逆に癒されているような気がします。
育児(子育て・孫育て)は、家族で分担することで、家族みんなが癒されるかもしれませんね。
おうち遊びがさらに楽しくなるヒントが、また見つかったらブログでご報告します。
本文の合間におもちゃや絵本などの遊びや育児アイテムの情報も載せています。
今回のカリメロ帖、お孫さんとの、ささやかなふれあいの時間を、楽しむヒントになればうれしいです。