スッキリ5月30日放送分視聴メモより
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今朝(2022年5月30日)朝の情報番組「スッキリ」で、もう中学生さんが、日本で発明された、次世代型太陽光電池を取材されていました。
再生可能エネルギーとして、とても興味深かったので、視聴メモの一部を記しておきたいと思います。
ペロブスカイト太陽光電池とは
「スッキリ」の番組で取材されていた、ペロブスカイト太陽光電池とは、「光を電気に変換する構造を持つ、ペロブスカイトという素材から作られる太陽光電池だそうです。
ペロブスカイトは、およそ170年ほど前に、ロシアのウラル鉱山で発見された鉱物でしたが、現在では、一般的な化学物質から合成も可能なのだそうです。
ペロブスカイト太陽光電池に使われている原料
「スッキリ」で紹介されていた、桐蔭横浜大学客員教授:宮坂力(みやさかつとむ)氏によると、ペロブスカイト太陽光電池に使われている原料はヨウ素で、そのすべては日本の海で採れる、貝やわかめから作ることができるのだそうです。
ペロブスカイト太陽光電池の製作(簡単・早い)
ペロブスカイト太陽光電池の、心臓部の製作の工程は簡単で、作業時間も早く、短時間であるということです。
「スッキリ」では、もう中学生さんが、ペロブスカイト溶液の塗布から乾燥を経て完成までを体験リポートされていました。
黄色のペロブスカイト溶液が、ガラスに塗布されて、乾燥され、黒色になり本体が完成するまで、作業時間はおよそ、10分ほどだそうです。
後は、電気を取り出すための金属の部品をとりつけれるだけということでした。
ペロブスカイト太陽光電池の課題2つ
- 耐久性 (水に弱い・長時間の使用実績がない)
- 発電性能 (フィルムタイプの発電効果は少し落ちる)
ペロブスカイト太陽光電池の便利なところ3つ
- 少ない光で発電 (電灯の明かりや、雨の日でも発電)
- 薄い・軽い・曲がる (フィルムや布など柔かい素材とも組み合わせができる)
- 簡単に作れる (簡単工程で高コストの機械や設備を必要としない)
雨の日のような、少ない光でも発電すること、薄くて軽く柔らかく曲がるような素材とも組み合わせることができ、低コストなうえに、簡単な作業工程で製作のコストも負担も少ない、人にも地球にも優しい、まさに次世代型の再生可能エネルギーですね。
karimeroばぁばはの個人的な思いですが、この薄くて軽くて曲がる、ペロブスカイト太陽光電池を使えば、アレルギー性喘息の人も安心して、外出先で呼吸できる、既存品を超えた「おしゃれで高機能な」空気清浄機付きマスクが、開発されるかも、とちょっと期待しました。
ペロブスカイト太陽光電池を使った製品が量産され身近に出回るのは、もう少し先のようです。
ペロブスカイト太陽光電池を使ったどんな便利グッズが登場するのか、楽しみです。
こんなペロブスカイト太陽光電池の、便利で優れた技術が、医療や、福祉の現場(命をつなぐための機器)に、1日もはやく取り入れられますようにと祈っています。
宮坂力先生の著書紹介
ペロブスカイト太陽光電池を解説していらした、宮坂力先生の著作の書籍がありましたので、記載しておきます。
新コンセプト太陽電池と製造プロセス/宮坂力著
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