ビオトープの冬支度・メダカの越冬
画像:karimeroPR・広告があります
シニアブロガーのkarimeroばぁば(@karimeroba_ba)です。
Blogger(ブロガー)という、無料ブログサービスを使って、ゆるっとマイペースに、雑記ブログを綴っています。
2023年の夏の終わりごろに、ご縁があって、メダカをおむかえしました。
庭先に蓮の鉢を利用して小さなビオトープを作りました。
メダカをおむかえするまでの準備や飼い方の詳しくはこちら↓
最初は人影に逃げていたメダカ経ちも、2か月ほど経ち、餌の時には水面に集まってくるようになっていました。
ところが、このところメダカが底の方でおとなしくしています。
ビオトープに指先を入れてみると…
水が、冷たい!
そういえば、ビオトープの冬は何をどう準備したらよいのでしょう?
(メダカの越冬ってどうするんだっけ?)
ちょっと調べてみました。
メダカは冬どうしてる?
メダカって、冬はどうしているのでしょう?
メダカは水温が10℃を下回ると、冬眠状態に入るそうです。
そのため、水草や、流木、岩の陰など安全な場所でじっとしていることが多くなり、餌もほとんど食べなくなるそうです。
水面が薄く凍っても、メダカは耐えられるそうです。
しかし、メダカそのものが凍ってしまうと死んでしまうので、いくら適応能力があるといっても、やはり凍り付くような寒さには要注意ですね。
ビオトープの冬支度
屋外に設置したビオトープの冬支度には、莚(むしろ)で囲いをして凍結を防ぐという方法もあると聞きました。
ネットで購入できるもので何かないかと検索してみたら、Amazonで便利そうなアイテムを見つけました↓
PR ビニール温室ハウス ドーム状にビニールハウスをかぶせれば雪でも安心。
PR メダカの発砲鉢 発砲スチロールの断熱効果で保温。
PR ソーラーエアポンプ エアレーションの水流で凍結予防。
いろいろ便利なグッズがありますね。
おうちにアルミ製の保温シートがあったので、karimeroばぁばは、試しにビオトープの冬支度用の囲いを作ってみようと思いました。
いざ作ってみると、意外と簡単にできたので、備忘録兼ねて記載しておきます。
ビオトープの冬支度保温シートで囲い作り
写真:karimero準備するもの
アルミ製の保温シート(百円ショップで以前購入したもの)
荷造り用紐
布テープ
ハサミ
糸
縫い針
穴あけパンチ
作業手順
ざっくり手順を説明すると、保温シートを切って、合わせて筒状にして、上下の口に穴をあけ、紐をとおして飼育容器にかぶせ、上下の口紐を絞って結んで完成、となります。
以下は、順に写真入りで説明しています。
①飼育箱をグルっと囲めるサイズに3cmほどの縫い代をプラスして、保温シートをカット。
②カットした保温シートを中表にあわせて、重ねた両端を、針と糸でぐしぬい。
保温シートを筒状に縫い合わせる。
③縫い目を割って、その上から布テープを貼る。
⑤荷造り紐を口まわりの長さより10cmほど多めの長さに切り、穴に通す
⑥出来上がった上下に紐の通って筒状の保温シートを飼育容器にかぶせる
写真:karimero
⑧上の口紐を引けば風よけ雪除け霜よけになる
今はまだ日光浴が必要なので、口の部分を容器の高さまで折り返して、天敵の動物よけに網を置いています。
メダカが安心して冬眠できるよう、水草や流木、石など、隠れて休みやすい環境も作っておきます。
冬のビオトープで、メダカが凍らないようにするためには、水深は15cm以上になるように、足し水などで管理が必要だそうです。
ちなみに写真のビオトープの水深は17cmでした。
目印を決めて、水深が15cm以下にならないよう気をつけたいと思います。
保温シートで作ったビオトープの囲いの完成。
とりあえず、ビオトープの冬支度、完了です(^^♪
メダカの越冬3つの注意
メダカは水温が10℃以下になると、冬眠状態に入ります。
ほぼ飼育容器の底の方で、水草や岩、流木の陰でじっとしているといいます。
餌もほとんど食べなくなるようです。
無事越冬して元気に春をむかえてもらうためには、3つのポイントがあるようです。
①水は凍ってもメダカは凍らせない
メダカは飼育水の適応範囲が5℃~30℃と、適応能力は高い方です。
とはいえ、メダカが凍ってしまえば死んでしまいます。
発泡鉢の飼育容器を利用したり、保温シートやプチプチで囲いをしたり、雪が入らないように蓋をしたり、できる範囲の対策を晩秋までにしておきたいですね。
飼育水が多少凍っても、メダカは凍らせないようにしましょう。
水深が浅いと、底まで水が凍ってしまうこともあります。
そんな危険を回避するためにも、屋外のビオトープ(飼育容器)の飼育水の水深は15cm以上をキープするようにしましょう。
飼育容器の水深15cmのところに目印をつけておくと、足し水のタイミングがわかりやすいですね。
②安心して冬眠できる環境
メダカが、危険を感じたり、ストレスを感じたりせず、安心して冬眠できるように、環境を作っておきましょう。
メダカが隠れやすいものとしては、水草、石、流木、その他にもアクアリウムのショップなどには、メダカ用のPR素焼きの隠れ家もあります。
メダカが元気に春をむかえられるよう、ゆっくり休ませてあげたいですね。
③冬の餌は消化不良になりやすい⁈
冬の水温が低い時期は、メダカは冬眠状態にあり、活動を休止している状態です。
消化器官の働きも低下している時期なので、うっかり夏と同じように、毎日餌を与えると消化不良を起こして、体が弱ってしまうそうです。
冬、飼育容器の底でじっとしているときは餌を与えなくてもよいようです。
冬でも、時には、太陽の日差しが良く当たって、メダカが水面にきて、よく活動しているときには、1分以内に食べきってしまうくらいの餌を与えてもいいようです。
かわいくて、つい餌をあげたくなっても、メダカが冬眠中でじっとしているときは、与えずにそっと休ませておきましょう。
ビオトープの冬支度・メダカの越冬まとめ
今回のカリメロ帖は、屋外のビオトープの冬支度と、メダカの越冬についてまとめてみました。
飼育水は少しくらい凍ってもよいけれど、メダカが凍ってしまえばしんでしまうので、冬は凍結予防の対策をしましょう。
簡易的で取り扱いも簡単なビニール温室ハウスや、ソーラーエアポンプ、メダカの飼育専用発砲鉢といった便利なアイテムを利用する方法もあります。
karimeroばぁばのように、百円ショップで手に入る保温シートを使って、自分で簡単な囲いを作るのも、ちょっと楽しいですよ。
春を元気にむかえるためのメダカの越冬では、3つの注意すべきポイントがありました。
凍結注意・かくれ場所のある環境作り・冬眠中の餌のあげすぎ注意。
karimeroばぁばも、この3つの注意点に気を付けて、メダカを無事越冬させたいと思います(^^♪
ほぼほぼ、karimeroばぁばの備忘録ではありますが、ビオトープやメダカに「興味あるよ」という方の、始める前の「安心」の材料になればうれしいです。
2024年3月12日追記↓
メダカの越冬そして春
写真:karimero2024年3月、無事越冬したメダカたち。
良く晴れた暖かい日に、水替えをしました。
1月のとても寒い日に一度うっすらと氷が張りましたが、メダカたちは大丈夫でした。
ただ、水草についていたのか、購入した覚えのないサカマキガイ、モノアラガイというスネール(淡水の巻貝)が増殖していました。(雌雄同体のため1匹でもどんどん繁殖)
マツモはかじられ、バラバラ状態に。
メダカたちは隠れる場所がなくなっていました。
しかも、壁も水草も、赤玉土の中、鉢の底まで、スネールのぬるぬるした卵のうだらけ。
結構ホラーな状態と化していたのです。
水温が上がるのを待って、飼育容器の鉢は一度全部洗ってふき取り、数日、日光消毒して、赤玉土とマツモやホテイアオイは新しいものに替えて、飼育環境をオールクリアにしました。
「そんなに卵のうをあちこち産みつけられるのはいや!」という方は、1~2匹みつけた時点で除去や駆除しておくことをおすすめします。
貝とーる・貝とーる誘引の素
※サカマキガイ、モノアラガイともに外来種ですので、川や池、家庭の排水溝に流さないようにしましょう。
karimeroばぁばは、鉢を洗った水に卵が含まれているといけないので、園芸用のざるに、耐水のクッキングペーパーを敷いた上から水をそそぎ処分ました。
残ったクッキングペーパーは一旦、日光にあて、乾かしてからビール袋に入れて、家庭ごみに出しました。
はじめてのメダカの越冬で、寒さ対策は念入りにしたのですが、まさかのスネールの増殖で、水草が荒らされるとは!
以上、karimeroばぁばの、はじめてのメダカの越冬体験談でした(^^♪
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
この記事の中の一行でも、ほほえみのタネになれば幸いです。
カリメロ帖へのまたのお立ち寄りお待ちしております。
皆様の明日が平和でありますように。
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