大切な人を守りたいから
画像:karimeroシニアブロガーのkarimeroばぁば(@karimeroba_ba)です。
最近、「微笑みうつ病」という言葉を知りました。
これは正式な病名ではありません。
本当は、落ち込んでいたり、不安に駆られていたりするのに、不調を周囲に知られないように、「微笑み」で隠す。
もう限界を超えて、心身ともに不調をきたしているのに、元気を装ってしまっている、そんな症状が2週間以上続いている状態を、最近では「微笑みうつ病」と呼ぶのだそうです。
無理し続けて、不調なのに、微笑んでいる。
ひとりになった時に、気分が落ち込んだり、ふさぎ込んだり、疲れて休日を楽しめないという症状が長く(2週間以上)続いている、ということはありませんか?
思い当たる節のある方は、早めに専門機関に相談してみましょう。
(うつ病でも、初期に「適切な治療」が行われれば、半年から1年で回復してくることもあるといわれています)
表面上は、うつ病に見えないため、周囲が気づかないうちに、病状が進行してしまうことがあるといいます。
最悪の場合、重い精神疾患を併発して、死に至るケースもあるそうです。
karimeroばぁばも、大切な家族や友人を守りたいので、この「微笑みうつ病」はじめ、うつ病の症状について、調べてみました。
知っておきたいうつの症状
画像:karimeroうつ病ってどんな病気?
このストレス社会で、大切な人を守るためには、まずは自分事として、うつ病(気分障害)の症状について、知っておきたいと思います。
よくわかるうつ病診断と治療・周囲の接し方・支え方別冊NHKきょうの健康
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うつ病の原因は?
うつ病の原因は、複雑に絡み合っていることが多いようですが、大きく分けて3つあるといいます。
- ストレス (職場や家庭環境の変化、人間関係によるストレスなど)
- 脳内の変化 (脳の働きのバランスが崩れる、経細胞の形に変化)
- 体質 (うつ病になりやすい体質)
参照元:NHK健康チャンネル
うつ病の症状(サイン)
うつ病の症状としては、睡眠障害、倦怠感、頭痛等と言った体の不調や、意欲・興味の減退、不安、仕事能力の低下等という、心の不調も挙げられています。
「憂うつな気分」「何に対しても興味が持てない」という症状が、ほぼ毎日で、2週間以上続いている場合は、早めに専門機関に相談してみましょう。
とは言え、ちょっとした、イライラや、疲労感は、日常茶飯事なイメージもありますね。
たくさんあるうつの症状のうち、どのくらい該当すればうつ病の可能性があるのか、どのタイミングで、クリニックの受診などの、専門機関への相談を促せばよいのか、迷ってしまいますね。
そこで、簡単にセルフチェックできるリスト(webサイト)が2つあったので、記載しておきます。
印刷してからチェックすれば、そのまま受診の際に提示することができます。
うつ症状で、集中力が低下している時は、自分の症状を言語化して伝えることが思うようにできないこともあるそうです。
こういうチェックシートにチェックして準備しておくと、少し安心できて、担当の医師にも症状を伝えやすいですね。
本人が記入できない時には、家族がサポートすることもあるでしょう。
チェックシートがあると、症状を聞く側も、聞かれる側もスムーズにやりとりができて、便利ですね。
あなたの大切な人にお変わりはないですか?
「以前はきれい好きで片づけ上手だったのに、最近、デスク周りが散らかってるなぁ」
「マルチタスク得意な人だったのに、最近ミスが多い気がする」
「お料理上手だったのに、何だか味付けが変わった気がする」
あなたの感じる「前とは違う」という感覚、もしかすると、初期のうつ症状を察知しているのかもしれません。
本人でさえも、気づかない間に、頑張りすぎてしまっているのかも。
顔はにこにこしているけれど、何だか以前より痩せて(あるいは太って)、覇気がない気がする、「何かが違う」と思ったら、まずは、声をかけてみませんか?
「最近夜眠れてる?」「ごはん食べてる?」と、応えやすい言葉で。
誰かが、「自分のことを気にかけてくれている」と気づくだけでも、少しホッとするかもしれません。
近しい間柄の「あなた」だからこそ、本人が気づけていないような、小さな変化に気づくことがあるかもしれません。
早期発見で、専門機関への相談につなぐことができたら、早期治療で、早期回復を目指せるかもしれません。
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