ばぁばと孫のおやつタイム
画像:karimero
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娘からの質問。
「ねぇ、お菓子以外でおやつって何があるかな?できれば、おやつにも体にいいものをあげたいんだけど」
たしかに、健康のためにはお野菜やお肉、お魚もバランスよく食べてほしいですよね。
と、いうわけで、今回はkarimeroばぁば流の孫とのおやつタイムの楽しみ方をちょっとだけご紹介します。
おやつという栄養補給の時間
おやつというと、お菓子やケーキなど「甘いもの」というイメージがありますね。
大人のようには一食分を、まだしっかり食べきれない子どもたちにとっては、朝ごはん、昼ごはん、夕ごはんの3食だけでは、一日に必要なエネルギーや、ミネラルが不足することもあります。
保育園などでも、よく午睡後に間食(かんしょく)の時間が設けられていますね。
おやつは、子どもの活動や成長のために必要な栄養を補給する、「栄養補給の時間」のひとつともいえるでしょう。
おやつは甘いものという感覚は、案外大人の方が強くて、子どもはそうでもないこともあります。
ばぁばと孫のおやつタイムでは、何度か野菜スティックや茹でたスナップ豌豆、蒸したアスパラガスを提供しましたが、いつも見事な食べっぷりで、あっという間の完食でした。
おやつは「食」に興味をもつチャンス!
写真:karimero
おやつは「食」に興味をもつ、ひとつのチャンスともいえます。
お野菜や果物を一緒に洗ったり、生地の型抜きをしたり、ラップおにぎりを作ったり、意外と子どもと一緒にできることはあったりします。
でも、これは、心と体力と時間に余裕があるとき限定で構わないと思います。
忙しい日常には、バナナや市販のカップヨーグルトを取り入れるという方法もあります。
子どもたちの栄養補給タイムを、ママ(パパ)が笑顔で見守っていられるのが一番だと思います。
孫に意外と人気のおやつ(karimeroばぁば流)
我が家では、そんなに「映え」はしないけど、意外と孫には人気で、リクエストの多いおやつがいくつかあります。
さんかくおにぎり
写真:karimero
孫たちは「さんかくおにぎり」と呼んでいますが、実際は、ゴマと粉状の鰹節を混ぜたごはんを、千代紙サイズに切った海苔に挟んだだけの簡単なものです。
子どもたちの、繊細で敏感な味蕾は、鰹節の旨味(うまみ)のイノシン酸を、しっかりとらえているのでしょうか。
調味料も使ってないのに、いつも完食しています。
大さじ1杯(約10g)のゴマには、牛乳150と同等の亜鉛(発育や成長に重要な栄養素)が含まれているといわれています。
海苔には、食物繊維も、糖分を代謝する際に必要なミネラルも豊富に含まれています。
冷やしさつまいもと里芋のおやき
写真:karimero
さつまいもは、一度長めに(60分強)蒸して、または焼いてから、冷まして一旦冷凍し、おやつの時間に合わせて半解凍しています。
長めにじっくり蒸す、または焼くことで甘みが強くなり、冷凍することで、善玉菌のえさとなるレジスタントスターチもアップするといわれています。
(所JAPANという番組で那須川天心さんが減量中に唯一食べるスイーツとして、熟成プレミアム焼き芋(冷やし)が紹介されていたことがありましたので、そこからヒントをいただきました)
休日の時間があるときに、まとめて作って冷凍しておいて、食べたいときに食べたい分だけ解凍することもできますね。
忙しいときは通販でお取り寄せして、親子でいろんな冷やし焼き芋を、食べ比べてみるのも楽しそうですね。
里芋のおやきは、蒸した里芋をつぶして、すりゴマと合わせ、小判状にまとめたものに、片栗粉をまとわせ、オリーブオイルで、両面を揚げ焼きしています。
こちらも調味料は使っていませんでしたが、意外と子どもたちはモリモリ食べていました。
里芋のおやきは、作り置きしておくと、塩コショーをかるく振ったり、わさび醤油を合わせたりすることで、大人のおつまみにも応用できて便利です。
おからクッキー
写真:karimero
karimeroばぁば流おからのクッキーは、本当にざっくりしています。
「今日はおからと小麦粉がこれくらいしかないのか・・・じゃあ、オリーブオイルとてんさい糖はこのくらいかな」という感じです。
ばぁばも孫たちも、アレルギー体質なので、食材には注意が必要です。
お菓子作りの際の「甘味料」にも気を付けています。
お菓子作りに関していうと、たまご・乳製品はさけて、白砂糖は控えめに使うようにしています。
おからクッキーの材料も、おから・全粒粉またはオートミール(小麦注意の孫の分は米粉や片栗粉)・きな粉・すりゴマ・オリーブオイル・甘酒(みりんを代用することも)・羅漢果やてんさい糖などを主に使用しています。
材料は全部キッチン袋か、保存袋に入れ、ここで孫たちの出番です。
握力の弱いばぁばに代わって、パワフルに、しっかり揉んで混ぜ合わせてくれます。
あとは、丸めて、クッキングシートの上に並べて、オーブンやグリルで焼くだけです。
焼いている間におもちゃを片づけ、テーブルを台ふきで拭くのは孫たちの仕事です。
とりむねチップス
写真:karimero
とりむねチップスは、以前「家事ヤロウ!」という番組で紹介されていたのを真似して大人用にと思ってつくってみたら、孫たちに大好評。
依頼、おやつリクエストがよく来るようになりました。
とりむね肉を2mmほどの厚さにスライスして(半解凍の時が切りやすい)、クッキングシートにくっつかない程度の間隔に並べて、電子レンジで加熱(600wで5~6分)冷めてからお皿に盛りつけるだけです。
なんと、不思議なくらい、こちらも調味料は使わなくても、しっかり旨味が味わえます。
野菜スティックや、蒸したスナップ豌豆と合わせた、おやつプレートにするのも意外と面白いです。
「赤いお野菜はどれでしょう」
「カリッといい音がするお野菜はどれでしょう」
「このチップスは何のチップスでしょう」
いくつかクイズに答えるうちに今度は孫の方から
「このなかに、かんだら、あまいしるがでるやさいがあります。どれでしょう」(4歳児)
と、クイズが出されるようになったりします。
ちょっと、役者になった気分で
「うーん、難しい問題だねー。どれかなー」と考え込むふりをしていると
「じゃあ、ヒントだすね。それはみどりの、スナップエンドウでしたぁ!あ、こたえいっちゃった」
大人が思うより、子どもは大人の会話から言葉をインプットし、考えてアウトプットに挑戦しているものだと感心させられることがあります。
こんな風に、ちょっとしたクイズ形式で、おやつタイムを楽しめたりします。
とりむねチップスも、少し多めに作って取り分けておくと、塩コショーしたり、カレー風味にしたり、一味マヨネーズやケチャップソースをつけたりと、味の変化を楽しめるおつまみに応用できて便利です。
お好み焼き風
写真:karimero
炭水化物だけでなく、食物繊維も、たんぱく質も一度に摂取できるおやつとして、karimeroばぁば流のおやつタイムには、よくお好み焼き風のおやつが登場します。
生地には、基本、卵を使わず、米粉にきな粉や、片栗粉、鰹節粉をちょい足し、具もたっぷりのキャベツがベースです。(れんこんがあればすりおろして使うこともあります)
孫たちのそれぞれのアレルゲンになる食材に注意しながら、あとの具材はその時々に冷蔵庫にあるもので、ちくわや、カニカマ、ウインナーや魚肉ソーセージ、どれも卵や小麦粉不使用のものを確認してから使用しています。
「子どもたち、昨日からちょっと便秘気味なんだよねぇ」という体調についての情報があれば、「長芋あるけど使っても大丈夫?」、「アボカドちょい足ししていいかな?」と親に確認してから加えたりすることもあります。
オリーブオイルを敷いたフライパンで、直径3~4センチのミニサイズのお好み焼き風に両面焼き上げます。
鰹節粉とちくわや魚肉ソーセージなどの具材にすでに、しっかりした旨味があるので、これも調味料いらずで味付けに悩まずにすみます。
ばぁばと孫のおやつタイムはまだまだ進化中
写真:karimero
今回は、娘からの質問を機に、ばぁばと孫のおやつタイムについて、記してみました。
2歳から就学前くらいの、お子様を交えた、家族でのおやつタイムを、ワイワイ楽しむためのヒントになれば幸いです。
karimeroばぁばと孫のおやつタイムはまだまだ進化中。
あれこれ、情報収集したり、それを試したりしながら、貴重な孫たちとのおやつタイムをどんどん楽しみたいと目論んでいます。
体に優しいおやつで、家族と、癒しの時間を、もっともっと楽しめますように。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
この記事の中の一行でも、ほほえみのタネになれば幸いです。
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