【NHKおはよう日本】より子どもの”運動不足”について
写真:karimero
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2021年もマイペースに、スロー更新しているkarimeroばぁばの、カリメロ帖です。
コロナ禍のゴールデンィーク、みなさんはいかがお過ごしだったでしょう。
karimeroばぁばの孫達は、人出の少ない場所や時間を選んで、空き地で自転車乗りの稽古をしたり、お部屋の中で、好きな音楽に合わせて踊ったりして、三密を避けた休日を過ごしたようです。
子育て中の娘曰く、「コロナ禍の外出自粛は、子どものパワーの発散場所がなくて大変!子どもの運動不足が心配」
そういえば、先日(2021年5月21日7:30~NHK放送)【おはよう日本】で「子どもの”運動不足”放置は危険!?」と題して、特集がありました。
そこで、番組を見ながら、メモしたものを、情報共有と備忘録兼ねて、記事にまとめてみました。
記事の後半には、karimeroばぁばがセレクトした、子どもの”運動”関連の書籍や運動アイテムの紹介も記載しています。
気楽に眺めていただければ幸いです。
子どもの発育に欠かせない”運動”
写真:karimero
番組では、子どものハウ地区事情に詳しい、山梨大学 副学長の中村和彦さんが、子どもの”運動”と”運動不足”について解説してくださいました。
子どもにとって、運動は、体や脳の成長が促されるだけでなく、集中力も見につく大切な事なのだそうです。
中村さんによる運動のメリット4つ
- 体が鍛えられる。
- 集中力が高まる。
- 規則正しい生活習慣に。
- 脳の発達を促す。
子どもの”運動不足”放っておくと大変なことに!?
小学生1200人を対象に、学研教育総合研究所が行った「よくやるスポーツ(遊び)」についてのアンケート(複数回答可)では、
1位スポーツしない 24.7%
2位かけっこ 23.7%
3位水泳 19.8%
4位なわとび 16.4%
5位ドッジボール 14.8%
と 「スポーツをしない」が1位という結果。
また、最新のスポーツ庁による全国的な体力・運動能力の調査によると、小学5年生男子の点数は過去最低の点数だったそうです。
番組では、運動しない理由が4つ挙げられていました。
- 場所や機会がない。
- やり方がわからない。
- 厳しそうで怖い。
- 苦手。
確かにコロナ禍の現在は、三密を避けなければならず、場所も機械も見つけるのが大変ですね。
しかし、全く運動しないで放置しておくと、子どもの身体能力が育たず、大変なことになることもあるというのです。
転んだ時に手が出ず大ケガをしたり、飛んできたボールをよけられず眼球を損傷したりするケースが相次いでいるそうです。
そして、子どもの運動不足は、大人の生活習慣病へ繋がっていく可能性もあるそうです。
子どもの”運動不足”を解消することは、大人の健康にもよい結果を生むことになるんですね。
子どもの”運動不足”を解消する取り組み4つの例
福島県いわき市地元サッカーのクラブ母体の運動教室
福島県いわき市の地元サッカークラブでは、サッカークラブ母体の運動教室で、サッカーを指導しない、少し変わった指導をしているそうです。
運動教室のスタッフの方の話によると、近年では、「サッカーをやりたい」という子どもたちの運動能力が低下していて、満足に技術を指導できない状態だそうです。
サッカーの育成をしようにも、基礎の動きができていない子どもが多かったそうです。
そこで、小俣よしのぶさん(いわきFCアカデミーアドザイザー)のアドバイスを受け、36種類の基礎動作を素に、サッカーはしない、基礎となる体力や動作を指導を開始したそうです。
「跳ぶ」「くぐる」「回る」などの基本動作をたくさん取り入れて、何度も繰り返すことによって、身体能力が伸びていくそうです。
特に、鬼ごっこは、基本動作がたくさん入っている上に、人との距離感も培えるので、子どもの”運動不足”解消に、おすすめだそうです。
自治体の試み(東京都足立区)公園の仕分けとプレーリーダーの導入
東京都足立区では、近年、公園を「子どもが走り回れる公園」と「憩いの公園」に仕分ける試みが進んでいるそうです。
また、公園には、曜日を決めて、「プレーリーダー」(子どもと一緒に体を動かしたり見守ったりする役目)を導入する日を設けたりしているそうです。
これによって、お友達が来られない日も、プレーリーダーの人達が遊んでくれるので、安心して、楽しく公園を利用できるとのことです。
子どもの発達事情に詳しい山梨大学副学長の中村和彦さんも、プレーリーダーについて、「お母さん達も子どものプレーリーダーになってほしい」とコメントされていました。
スケートボード教室の指導(「できた!」と感じてもらうことが一番)
東京都内にある、あるスケートボード教室では、まず子ども達に、「できた!」と感じてもらうことを優先に指導を続けているといいます。
また、スケートボードを楽しむことで、腹筋、背筋、バランス感覚が鍛えられ、子どもの身体能力の向上に効果的だということです。
試合をしない野球クラブ(子どもは”楽しい”のが一番)
番組では、試合をしない野球クラブの練習風景が紹介されていました。
グラウンド10周などの厳しい練習はなく、「子どもは”楽しい”のが一番」と、基礎動作中心に指導されているようでした。
この野球クラブの指導者の話では、子どもの頃、運動を「楽しい」と感じた子どもほど、大人になっても運動を続けていることが多いそうです。
運動が「楽しい」から「夢中になる」。
「夢中になる」から「続けられる」。
「続けられる」から「能力」に成果がでて、「健康」が持続できる。
これは、大人の「健康」にもつながる、大切なことですね。
番組では、近年子どもの”運動不足”解消に、人気の運動として以下の3つの運動も紹介されていました。
ボルダリング
トランポリン
アーチェリー
いずれの運動にしても、子どもの”運動”に大切なことは
大人が関われなくても「またやってみたい」
「おもしろそう」とのめり込むこと
なのだそうです。
番組 「おはよう日本」
放送 NHK 2021年5月5日 7:30~ 8:00 子どもの日祝日特集
子どもの”運動不足”放置は危険!?のまとめ
いかがでしたか?
子どもの運動には、体が鍛えられる、集中力が高まる、規則正しい生活になる、脳の発達を促す、4つのメリットがあること。
子どもの”運動不足”を放置しておくと、子どもの身体能力の不足によるケガだけではく、大人になってからの生活習慣病にも関わってくること。
子どもの”運動不足”を解消する取り組みが、教室やクラブだけでなく、各自治体でも行われ始めていることなどは、子育て世代も、それを応援している、シニア世代にもありがたい情報です。
子どもの”運動不足”の影響は子どものみにあらず。
健康寿命の鍵は、子どもの健全な運動にあり、「楽しい」継続が大切なようですね。
子どもが楽しんで”運動”にのめり込めるよう、身近な大人が(お母さんだけでなく、お父さんも、まだまだ若くて健康であれば、おじいちゃんも、おばあちゃんも)プレーリーダーになって関わっていけたら、双方の健康のためにも、有益で素敵なことですね。
karimeroばぁばセレクト・子どもの”運動”関連アイテム情報
山梨大学副学長 中村和彦さん著書
『パプリカ』を踊ると子供の運動能力は上がる
運動神経がよくなる本
いわきFCアカデミーアドバイザー 小俣よしのぶさん著書
「スポーツ万能」な子どもの育て方
子どもの”運動”アイテム
トランポリン補助手すり付家庭用
平均台セット レインボーバランスストーン
バランスストーン
バス滑り台バスケットゴル
SINZONなわとびトレーニング用 大人/子供用2WAYタイプ
Ides-ニンジャボルダリング
アーチェリー弓セット初心者子供向
アンパンマンソフトキャンディボール
以上karimeroばーばセレクトの子どもの”運動”関連アイテムをご紹介しました。
子どもと一緒に、”運動”を楽しんでみませんか?
karimeroばーばも持病があるなりに、簡単な”運動”を孫と楽しめめるよう、工夫してみたいと思います。
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
明日もよい一日を。
カリメロ帖へのまたのお立ち寄りをお待ちしております。
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