五色のしかと五色鹿~ほんのいりぐち~
写真:karimero
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五色のしかと五色鹿をご存知ですか?
karimeroばぁばは、15歳まで奈良県の音羽山の山里で育ったのですが、「五色のしか」には覚えがあって、「五色鹿」には覚えがありませんでした。
奈良育ちなのに、「知らなかったなんて!!」(伝統玩具の五色鹿さんごめんなさい)
二女の懐かしの教科書のお話に刺激され、karimeroばぁばの記憶から引っ張り出された「五色のしか」のワード。
そして、karimeroばぁばの記憶になかった「五色鹿」の情報。
今回は、奈良観光を計画の方も「奈良ってどんなとこ?」という方にも、ちょっとおもしろいかもしれないという、五色のしかと五色鹿のプチ情報です。
教科書に載っていた懐かしいお話「五色のしか」
昭和生まれのkarimeroばぁばは、平成生まれの二女が小学生の頃にやっていた「音読」の宿題が好きでした。
夕食の支度をしている側で、流し台を背もたれにちょこんと座って、溢れんばかりの元気な声で教科書を読んでいたのを覚えています。
中でも、「えいっ」(著:三木 卓)の音読では、キッチンでの音読にとどまらず、街中でも信号待ちになると、「えいっ」と真似するくらい、一時期母子のマイブームになっていました。
価格:1,320円 |
karimeroばぁばの小学生時代は、はきはきした声がうまく出せず、音読は苦手でした。
けれど、国語の教科書は「お話の宝箱」のようで、黙読は大好きでした。
そんな「お話の宝箱」のような教科書を通じて、「五色のしか」のお話と出会いました。
そう、「五色のしか」は約数十年前の国語の教科書に掲載されていたお話なのです。
なんと、上記に紹介した、「えいっ」や「五色のしか」など、小学生の教科書に載っていた懐かしいお話の数々を、もう一度読める「光村ライブラリー」なる全18巻の書籍集がありましたので、お知らせしておきます。
(習った覚えはあるけれど物語の最後はどうだったっけ?と、確認希望の方にはおすすめです)
昭和46年~平成12年度までの光村図書出版の教科書に掲載された中から、先生や児童から高い支持があった作品が精選されています。
まったりと、親子で懐かしの教科書のお話を読み返すのもいいですね。
回想法による脳トレにもなりそうですね。
五色のしかはどこの鹿?
karimeroばぁばは、「五色のしか」は、日本の鹿かと勝手に思っていました。
小学校はずいぶん前に廃校となった多武峰(とうのみね)小学校で、鹿がいる奈良市内からは離れていましたが、遠足は奈良市内に行っていたので、鹿は身近に感じていましたから。
(遠足で若草山にいくと、よく鹿にお弁当を横取りされていました)
教科書では、宇治拾遺物語となっています。
この宇治拾遺物語は中国の九色鹿という故事が元になっているといわれています。
その中国の九色鹿は、インドで釈迦の前世譚として語り継がれてきた、説話集の中の「五色鹿」を元にしたといわれています。
ということは、「五色のしか」は、元をたどれば、インドの鹿だったということになりますね。
そして、余談になりますが、大正1月5日発行の世界童話集上巻「五色の鹿」のカバー装丁者欄に思わぬ有名人を見つけてびっくり。
教科書の思い出ワードから、宇治拾遺物語、中国故事、釈迦の前世譚、説話集、世界童話集、そして、竹久夢二に繋がるなんて、かなりの想定外です。
(調べるって面白いですね)
奈良の伝統玩具「五色鹿」
テレビの番組紹介欄に「奈良なつかし散歩 お守り五色鹿と幸せ呼ぶ鬼の火祭」という題を見つけました。
BS-TBS(2019年2月20日夜9時~)「うつくしい日本に出会う旅」
番組HP:「うつくしい日本に出会う旅」
故郷の奈良が紹介されるということで、わくわくします。
五色鹿というお守りがあるというのは、知りませんでした。
番組HPの紹介写真では、カラフルで、とても愛らしい鹿が並んでいます。
調べてみると、お守り五色鹿は、「五色のしか」に由来する、古くからの伝統玩具のようす。
教科書で学んだ「五色のしか」が、伝統玩具で古くからお守りのように、故郷奈良にあったなんて驚きです。
胴は粘土、四肢は竹、耳は紙で、古来よりの作り方を守り繋いで作られている奈良の郷土玩具ですが、数は少なく、どこのお店にもあるというわけではないそうです。
そんな希少な「五色鹿」の番組お目見え、今から楽しみです。
お取り寄せできる五色鹿グッズ
お取り寄せできる五色鹿グッズを少しご紹介します。
中川政七商店:カードホルダー (小紋 五色鹿)
奈良五色鹿封筒 (2種セット計6枚)
一筆箋 (五色鹿・奈良絵セット)
あなたの「五色鹿」に出会えるかも?奈良散歩プチ情報
karimeroばぁばが、奈良から熊本に嫁いではや〇十年、懐かしの故郷の様子もずいぶん変わったかもしれないと想像するこの頃です。
そこで、探してみました。
「あった!」イマドキの奈良の土産&街角情報のHPを見つけました。
HP:東大寺-御朱印
ゆるゆると奈良散歩を楽しんで、運がよければ、あなたの「五色鹿」にも出会えるかもしれませんね。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
明日もよい一日となりますように。
カリメロ帖へのまたのお立ち寄りをお待ちしております。
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