やまと尼寺精進日記にみる故郷桜井
写真:karimero
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最近、karimeroばぁばは、Eテレで放送されている「やまと尼寺精進日記」を楽しみにしています。
子どもの頃、「音羽の観音さん」と親しんでいた古寺から、滋味深い四季の精進料理が紹介される番組です。
毎回登場する、住職さん、副住職さん、手伝い歴6年のまっちゃんの3人の軽妙で、どことなくほっこりする会話も楽しみのひとつです。
今回(2018年9月30日放送分)は、「長寿のお祝い菊づくし」というテーマで、菊の花びらの甘酢和えなど、卒寿のお祝いのお膳のレシピがたくさん紹介されました。
karimeroばーばは、番組の冒頭でちらっと映った「ずいき」(里芋の茎)と、故郷桜井(音羽)の風景がものすごく懐かしくて、里帰りしているような気分で見入っていました。
やまと尼寺ってどこ?
写真:karimero
番組タイトルでは、やまと尼寺と紹介されていますが、音羽山観音寺という古寺です。
場所は奈良県桜井市にある音羽山の麓です。
karimeroばぁばが子どもの頃には、一時住職不在の時期があったと記憶しています。
あんな山奥の古寺に尼さんがきて観音様を守って下さって、ただただ感謝です。
桜井駅から談山神社行のバスに乗って、下居(おりい)のバス停で下車。
バス停からは、音羽山へと続く坂道を徒歩で約40分登ったところにあります。
子どもの頃は、山菜を摘みながら登り、お参りが済んだら、お風呂の焚きつけようの薪(杉や檜の小枝)を拾いながら下って帰っていました。
薪は葛の蔓で縛ってまとめて、背中に背負って帰っていました。
今思えば、大変だったけれど、温かい思い出です。
昔(35年程前)、下居のバス停近くの橋には、立派な桜の木があり、毎年見事な花を咲かせていました。
秋の紅葉も美しかったと記憶しています。
倉橋の丘にあった多武峰(とうのみね)小学校の校門前の桜も綺麗でしたが、廃校になって、今はもう校舎もないそうです。
やまと尼寺の精進日記レシピを思い出せない
長寿のお祝いの善は、黄色と紫色の菊の花びらの甘酢和え、ずいきの信田巻き、いちじくのコンポート、昆布とねこもちの扇揚げと素敵な精進料理が紹介されました。
ところが、ついつい見とれてしまって、気づけば、メモがとれていなくて、レシピが思い出せないことに気づきました。(なんてこった!)
そこで、検索して、みたら、素敵なサイトを見つけました。(よかった!)
NHKドキュメンタリーやまと尼寺精進日記「季節のめぐみ献立帳」
そして書籍の情報もありましたので、ご紹介しておきます。
やまと尼寺 精進日記 ひとり生きる豊穣 [ (ドキュメンタリー) ] 価格:3,543円 |
価格:7,042円 |
やまと尼寺精進日記のお蔭で、懐かしい食材と、懐かしい風景に再開できました。
次回はどんな懐かしいものと再会できるのか、今から楽しみです。
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