本の中での意外な再会~佐藤卓己著「青年の主張まなざしのメディア史」~
写真:karimero
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本はいろんな「出会い」をつれてきてくれますが、まさか30年あまりの時を経て書籍の中で再会をするなんて夢にも思ってもいませんでした。
今回のほんのいりぐちでは、懐かしい国民的なお正月の番組の歴史が詰まった1冊、佐藤卓己著「青年の主張まなざしのメディア史」(河出ブックス)をご紹介します。
青年の主張まなざしのメディア史 著者:佐藤卓己
画像:Amazon著者佐藤卓己氏の紹介
著者の佐藤卓己氏について検索してみました。
1960年生まれ、広島市出身。
社会学者、歴史学者、京都大学大学院教育学研究科教授で、専攻はメディア史、大衆文化論ということです。
「メディア社会-現代を読み解く視点」(岩波新書)のほか、著書多数あり、電子版日本経済新聞には「大学広報と危機管理」の記事も紹介されています。(2018年8月28日時点)
現代メディア史新版 著者:佐藤卓己
画像:Amazon
青年の主張から青春メッセージへ
青年の主張とは正式名称:NHK青年の主張全国コンクールという1955年度から1988年度に毎年1月15日の成人式の日に放送された日本放送協会主催のアピールコンテストです。
スタートはラジオ放送だったというのは知りませんでした。
1989年度から2003年度はNHK青春メッセージと変更されました。
「青年の主張まなざしのメディア史」のページを開いて
写真:karimero
「青年の主張まなざしのメディア史」のページを開いて、読み進むうちに懐かしい名前を見つけました。
第29回青年の主張の出場者と発表作品が紹介されていました。
当時、学生だった友人の懐かしい名前、放送でみせた照れ笑いの顔を思い出しました。
バイオリニストの千住真理子さん、歌手の堀内孝雄さんがゲスト出演されていたと記憶しています。
書籍の435pの中の1ページで、思わぬ再会を得たことは、嬉しいびっくりです。
分厚いメディア史の書籍が一気に身近に感じられました。
2016年以降の「青年の主張」といえば
昭和のkarimeroばぁばにとって、「青年の主張」といえば、懐かしい国民的お正月番組ですが、平成生まれの若い世代からは違う答えが返ってきます。
2016年7月にメジャーデビューしたShout it Outの楽曲「青年の主張」(ポニーキャニオン)が、平成生まれの若者の共感を得ているそうです。
青年の主張
画像:Amazon
今回のほんのいりぐちは、佐藤卓己著「青年の主張まなざしのメディア史」をご紹介しました。
1冊の本との出会いはフレッシュな情報との出会いでもありますが、時には思いがけない懐かしい再会も味わえることを知りました。
ますます本が好きになりました。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
この記事の中の1行でも、あなたのほほえみのタネになれば幸いです。
明日もよい一日となりますように。
またのお立ち寄りをお待ちしております。
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